YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

シリーズ「校長の仕事」 ~「校長先生から一言」編~

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

「はじめに校長先生から一言お話をいただきます。」

「では、はじめに校長がご挨拶を申し上げます。」

学校内で、何らかの「会合」が行われるときに司会進行役の人が、最初に話す言葉はこのいずれかです。

「挨拶は短く」。なおかつ「相手の心に届く言葉を」と心がげてはいるのですが、それがなかなか難しい。

昨日も、このような機会が3回ありましたので、今日のブログでは、その場でどんな「一言」を話したかをお伝えします。よろしくお付き合いください。。

一回目は、「体育大会全体練習」での「一言」です。

千原台高校では、今週の金曜日(4月28日)に体育大会を開催する予定になっています。本番までの「全体練習」もあと数日ということで、運動場での練習の様子を見学に行ったところ、練習を指揮している体育の先生から、

「校長先生がおみえですので、一言いただきます。」

と振られました。

「皆さん、おはようございます。

 今週の金曜日が体育大会本番ということで、全体練習が出来る日数も少なくなってきましたね。

 私は、体育大会の本番、そして、そこに向けての練習期間というのは、千原台高校のモットーである『一生懸命はカッコイイ!~リーダーシップ、フォロワーシップの育成~』を最も実践できる期間だと思っています。

 皆さんが『リーダーシップ』『フォロワーシップ』を多くの場面で積み重ね、最高の体育大会にしてくれることを信じています。『良い練習』を積み重ねていってください。」

その後、生徒たちは真剣な表情で全体練習に取り組んでくれていました。

二つ目は、「通級指導連絡協議会」での「一言」です。

「通級指導」というのは、それぞれの学校に通う生徒の中で、何らかの「困り感」を持っている生徒の指導を行うために、専門的な知識を有する教職員を派遣して指導をしてもらうシステムのことです。

今年度の活動を始めるにあたり、熊本市教育委員会総合支援課、平成さくら支援学校、千原台高校の関係職員が会しての打合せを行いました。

その場での挨拶です。

「昨年度は、本校の○○さんの指導に多大なお力添えをいただき、ありがとうございました。ご指導のおかげで、○○さんは大きく成長することが出来ており、おだやかな学校生活を送ることが出来ていると聞いています。

 生徒たちのへのご指導はもちろんのことですが、この機会を通じて本校の職員の専門性を伸ばす場にもしていきたいと考えています。

 今年度もよろしくお願いいたします。」

最後の「一言」は、「教育実習生打合せ」での「一言」です。

毎年、千原台高校では5月に教育実習生を受け入れています。今年度も5月8日から3週間の予定で実施します。

そこへの向けての「打合せ」が、昨日行われました。

今年の教育実習生は、保健体育科が2名、英語科が2名の計4名。いずれも千原台高校の卒業生です。

「皆さん、こんにちは。ようこそ千原台高校へ。

 最近のメディア等の報道でご存じの通り、『教員不足』が社会問題になりつつあります。そんな状況の中で、将来有望な4名の皆さんに本校で教育実習に臨んでいただけることをたいへんうれしく思っています。

 しかも、皆さんは4名とも千原台高校の卒業生ということで、母校で教育実習を行い、さらなる成長をして教育界に貢献できる人材となってもらえれば、こんなに嬉しいことはありません。

 大学では学べない、『教育実習ならでは学び』がきっとあるはずです。

 皆さんが実習に来てくれる日を私も楽しみにしています。」

このあと、実習生の「自己紹介」が行われ、「僕は将来、教職を目指していますので…」「私も教職に就くことを目標としていますので…」ととても嬉しい抱負を述べてくれました。

教育自習が始まるのが楽しみです!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。