どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
千原台高校では、昨年度から様々な分野で、「探究プロジェクト活動」を行っています。
この活動の特徴は、「活動に興味がある生徒が自主的に集まって、主体的に活動をしていく」という点です。
とはいえ、当然、担当する教師は必要になるのですが、担当教師のことは「伴走者」と位置づけ、あくまでも生徒たちが「自走」してくれることを目指しています。
そんな活動の一つが、今年度も昨日発足しました。それは…
「学校パンフレット制作チーム」
です。
「学校パンフレット」というのは、生徒募集の際に活用するために「学校の理念」「学科の特徴」「教育課程」「進路状況」「部活動紹介」などをまとめた小冊子のことです。
昨年度は、夏休みの体験入学、秋の高校説明会、千原台マーケット、前期入試終了後などに多くの人たちに配布しました。
以前は、校務分掌の一つとして、教務部の教職員が制作に当たっていたのですが、昨年度から「探究プロジェクト活動」として、生徒が「制作チーム」を結成し、生徒独自のアイデアを取り入れつつ、写真の撮影や編集作業もすべて生徒たちが行ってくれています。
昨日の「発足式」には、３年生が３名、２年生が７名、１年生が６名の計16名の生徒が集まってくれました。
いつものように、まずは、校長からの「一言」です。
「今日の『学校パンフレット制作チーム発足式』にこんなに多くの皆さんが集まってくれたことを嬉しく思います。皆さん、ありがとう。
学校パンフレットは、以前は先生たちが作ってくれていたのですが、昨年度からこのような形で、生徒の皆さんの手で制作してもらっています。
学校パンフレットは、生徒募集のために様々な場面で中学生の皆さんに配布します。
～中略～（配布場面を紹介）
昨年度作ったものには、イラスト部の皆さんが描いてくれたキャラクターのイラストを部活動紹介のところに載せるなど、生徒の皆さんのアイデアで新しい工夫もされていました。
この「学校パンフレットの制作」が、入試の倍率の向上の一因になったと考えています。
今年度もぜひとも、皆さんの力で中学生の皆さんが、『千原台高校で学びたい』という気持ちになるような学校パンフレットを制作してください。よろしくお願いします。」
このあと、今回のプロジェクトに加わってくれた3年生の生徒会長Sくんから順に「自己紹介」が行われました。
1年生の生徒からは、
「私も昨年度、このパンフレットを何度も読んで、千原台高校への進路希望を決意しました。多くの中学生の皆さんが読んでくれるパンフレットを制作できるようにがんばります。」
という言葉が聞かれるなど、心強い生徒たちの言葉が続きました。
必ずや素晴らしい学校パンフレットが完成すると信じています。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。
