YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

千原台の1年生へLGBT講話 「ソジハラ」「アウティング」とは?(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

それともう一つ、LGBT教育アドバイザーとして、様々な人たちを対象に講演会や講話をしています。

昨日(㋄10日)の5時限目に、千原台高校の1年生を対象に「性の多様性について考える」というタイトルで「LGBT講話」を実施しました。

今日のブログでは、そこで生徒たちにどのようなことを伝えたかについてお話しします。よろしくお付き合いください。

私が「LGBT教育」に関わり始めたのは、2016年からですので、今年で8年目ということになります。

最初の年は、当時、校長を務めていた中学校の1年生、2年生、3年生に対して学年集会で「校長講話」として3回実施しただけだったのですが、その後、他校からも依頼が来るようになり、さらには、教職員、保護者や地域の住民の方々を対象にしての「研修会」や「講演会」の依頼もいただくようになりました。

現在では、年間20回程度の「講話」、「研修会」、「講演会」を実施させていただいています。

その一つとして、昨日は、私が校長を務める千原台高校の1年生を対象に「LGBT講話」を実施しました。

千原台高校に着任した4年前には、全学年を対象に実施したのですが、その翌年からは、毎年、1年生を対象に実施することにしています。そうすることで、「学校の全校生徒が、正しいLGBTに関する知識を一度は学んでいる」という状態を保てるからです。

現在では、この方式で、

「毎年、1年生への講話をお願いします。」

という学校が増えてきています。

私が、講話を通じて生徒に伝えたいことは、「二つのことに注意しましょう。」ということです。

一つ目は、「ソジハラ」、二つ目は、「アウティング」です。

「ソジハラ」、「アウティング」について、どんな意味の言葉で、なぜ、これらに注意する必要があるのか?あなたはご存知ですか?

様々な場所で、「講話」「研修会」「講演会」を開かせていただく中で、「LGBT」という言葉を毎日のように新聞等のメディアで目にするようになった現在でも、まだまだ十分に理解されていないと感じることが多々あります。

では、「ソジハラ」とは?「アウティング」とは?どんな行為であり、どのような注意が必要なのか?

この点について、次回のブログでお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。