どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日のブログでは、「情報ビジネス探究科」1年生の「ビジネス会計ゲーム」の授業についてお話ししました。
千原台高校では、今年度の入学生から「学科改編」を行っていますが、そこで改編された学科のもう一つが「健康スポーツ探究科」です。
今日は、その「健康スポーツ探究科」で今年から新しく始めた取り組みについてお話しします。よろしくお付き合いください。
「健康スポーツ探究科」で新しく取り組むことの一つが、「熊本保健科学大学とのコラボ授業」です。その1回目が、昨日、行われました。
科目名は「スポーツ科学」。「学校設定科目」と言って、千原台高校が独自に設定した科目です。
昨日の授業を担当していただいたのは、熊本保健科学大学健康スポーツ教育センター教授の松原誠仁先生です。
タイトルは「スポーツ医科学の基礎」。
今回の授業で、今後、生徒たちが「スポーツとともに生きる」人生を送るために大切にしていくべきキーワードを三つ伝えていただきました。
一つ目は、「一流のアスリート(競技者)であるとともに、研究者であれ」。
二つ目は、「『好き』と『得意』を掛け合わせることで、『夢』や『目標』が見つかる。」
そして、三つ目は「『夢』や『目標』が変わっていくのは、自然なこと」という三つです。
サッカーというスポーツともに半世紀の人生を歩んできた私にとっても、「まさにその通り!」と感じるポイントでした。
さらに、今後の授業の「見通し」も示していただきました。
それは…
1年生で「動作分析を体験する」。2年生で「自分で動作分析を行う」。3年生で「テーマを決めて研究する」というものです。
私も生徒たちと一緒に授業を受けてみて、生徒たちの夢が広がっていくのを感じ、ワクワクしました。
私自身の「スポーツと共に歩む人生」は、明らかにもう折り返し点を過ぎていますが、生徒たちには、これから「無限に広がる未来」があります。
その「輝き」を支援する授業になっていくことを確信しました。
「熊本保健科学大学とのコラボ授業」とは言え、毎週、大学の先生に授業をしていただくわけではなくて、大学の先生に直接ご指導いただくのは2~3週間に一度。その間の「間の学習」は、千原台高校の教職員が担当します。
1時間目の授業の素晴らしさに感動した私は、千原台高校の健康スポーツ探究科科長の先生に、つい、
「私で良ければ、いつでも授業するよ!」
と言ってしまい、それから、数分後に校長室のドアがノックされて…
「校長先生、早速なんですが、6月9日㈮の3時間目は、スケジュールはいかがなっていますか?」
「今のところ、空いていますよ。」
「では、早速、『スポーツ科学』の授業をしていただけるとありがたいのですが…」
ということで、「校長講義」という形で、この日の授業を担当することになりました。
生徒たちの「身になる授業」になるように全力を尽くします!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。