どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
6月3日㈯に行われたJ2リーグ第19節、いわきFC対ロアッソ熊本の一戦は、ロアッソ熊本が4-0でいわきに完勝。前節、山形にホームで0-3と敗れた悔しさをバネに、敵地で勝ち点3を積み上げました。今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。
熊本の先発は、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、竹本、平川
FW 島村、粟飯原、東山
左のFWに松岡に代わり東山が入りました。東山は今季初先発です。
対するいわきは、4-4-2の布陣。前節から2人のメンバーが入れ替わっていました。
私としては、「いわきが、前線からハイプレスをかける展開」を予想していたのですが、その予想に反し、いわきは4-4-2のブロックを作って引いて守る「リトリート」の守備で試合に入りました。
そのために、立ち上がりから熊本がボールを保持し、いわき陣内で試合は進みます。
そんな前半16分、熊本が先制ゴールを奪います。右サイドで黒木がボールを持つと、大本とのワンツーで前線に進入し、鋭いクロスをゴール前に供給。ここに詰めていたのが粟飯原でした。このクロスを粟飯原が難なくゴールに押し込み、1-0と熊本がリードします。
続く前半22分には、コーナーキックを奪い、平川が蹴ったアウトスイングのボールを大本がヘディングシュート。GKが一番防ぎにくい「ゴールライン上」にたたきつけて2点目のゴールとなりました。
前半はこのまま2-0で熊本がリードして終了します。
試合の流れを変えたいいわきは、ハーフタイムに2枚替え。
後半の立ち上がりは、前線から厳しいプレスをかけてきました。
後半の10分くらいまでは、いわきがペースを握りましたが、後半13分に追加点を奪ったのは熊本の方でした。
右サイドに流れて、攻撃の起点となった粟飯原から大本にボールが渡り、大本が横へのドリブルからシュート。3点目のゴールを奪います。
続く後半18分にも、粟飯原→平川のコンビで4点目を奪い、その後のいわきの反撃を抑えて、熊本が4-0の完勝をおさめました。
前節の試合後に「僕がゴールを奪わないとチームを勝たせることは出来ない。」と語り、この試合に闘志を燃やしていた粟飯原の1ゴール、2アシストという大活躍がチームに勢いをもたらした勝利でした。
この試合の振返りは、YouTubeでもお話ししていますので、こちらも観てもらえると嬉しいです。
この勝利で、勝ち点「27」とし、昇格プレーオフ圏内の6位との勝ち点差は「3」となりました。
昨シーズン同様に、ここから「猛チャージ」をかけて、J1昇格を目指していきましょう!
明日のブログでは、千原台高校の生徒たちの高校総体での活躍ぶりをお話しします。
ご期待ください。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。