どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【千原台】男子弓道 決勝リーグ進出も… 男女ハンド 揃って決勝進出！
熊本県高校総体での男子弓道部と男女ハンドボール部の戦いぶりをお話しします。よろしくお付き合いください。
まずは、男子弓道部です。
八代市の八代弓道場で行われた弓道競技。千原台の男子は、40射中27中という好成績を残し、2位で予選を通過。1位通過は、弓道競技の「絶対王者」秀岳館です。
秀岳館と千原台の優勝争いになることを予想して、決勝リーグの応援に八代へと向かいました。
決勝リーグには、7チームが進出おり、総当たりのリーグ戦で優勝を争います。
千原台の初戦の相手は、熊本商業です。
全国選抜の熊本県予選では、千原台は5勝1敗で2位となっているのですのが、その時に唯一の1敗を喫した相手がこの熊本商業でした。
（その時は、奇跡的に秀岳館を破り、的中数の差で2位になりました。）
団体戦では、5人の選手が順番に矢を放つこと4回。合計20回矢を放ち、的に矢が的中した本数で勝敗を競います。
最も大きなプレッシャーの中で戦うのが、「大前」と呼ばれる1番目に矢を放つ選手で、どのチームもここにエース級の選手を配置しています。
千原台高校の「大前」が、1本目の矢を放つと…
ザクっという音が…
矢は、わずかに的の下の砂地に刺さっています。
前日の予選では、「大前」が放った矢のほとんどが的をとらえていたのですが…
このまま自分たちの流れを作ることが出来ず、初戦の熊本商業には、9-12で負けてしまい黒星スタートです。
「大丈夫。選抜の予選でも、熊本商業には負けたけど、残り全勝して2位になったんだから。ここからだよ。切り替えていこう！」
と選手たちに声をかけ、2戦目の熊本工業との対戦に向かいました。
しかし…
この試合でも、自分たちの流れを作ることが出来ずに、10-12で敗れ、2連敗となってしまいました。
「打倒、秀岳館！」を合言葉に、選抜の準優勝チームとして総体に臨んだだけに、選手たちは、悔しさをあらわにしていました。
私は、かける言葉がみつからず…
顧問の先生に、
「ごめん。今、声をかけるのもなんなんで…
黙って、ハンド会場に移動するね。切り替えて、がんばってね。お疲れ様。」
という言葉を残し、ハンドボールの準決勝が行われている山鹿市の鹿本体育館へ向かいました。
一度失った流れを取り戻すことは難しく、男子弓道部は、その後も勝利をつかめずに、7位という結果となりました。
決勝リーグでは力を発揮できませんでしたが、予選でみせてくれた「集中力」には感動しました。
「千原台の弓道部」をここまで引っ張ってくれた3年生に心からの拍手を送ります。ありがとう。
鹿本体育館に着いたときには、すでに女子の準決勝は終了しており、千原台33-22城北で勝利をおさめて、決勝進出を決めていました。
男子の準決勝の相手は九州学院。昨年度の大会では、決しているチームです。
後半の途中に一時、「相手の流れ」になる時間はあったものの、千原台36-29九州学院と勝利をおさめ、とりあえずは、「男女そろって決勝進出」というミッションを果たしてくれました。
ハンドボール競技男女の決勝戦は、今日（6月5日）、山鹿市総合体育館で行われます。千原台高校では、「全校応援」を計画しており、健康スポーツ探究科の生徒たちはバスで移動し、現地で応援。情報ビジネス探究科の生徒たちは、学校の体育館に集まり、「パブリックビューイング」で応援します。私も、もちろん現地で応援します。
今日の決勝戦は、YouTubeでライブ配信されます。11時から女子の決勝戦、13時から男子の決勝戦が行われます。
千原台高校の男女ハンドボール部に大きなご声援をお願いします。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。
