YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【千原台】男女ハンドボール部 そろって県大会を制し「全国キップ」獲得!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

千原台 男女制す

 女子 多彩な攻撃 守備崩す

 男子 主将けん引 後半猛攻」

6月6日発行の地元紙・熊本日日新聞11面(スポーツ欄)を飾った見出しです。

昨日(6月5日)、山鹿市総合体育館で行われた熊本県高校総体ハンドボール競技の決勝戦は、

女子 千原台30-15国府

男子 千原台36-21マリスト

というスコアでいずれも、千原台高校が勝利を飾り、女子が2年連続4度目、男子が4年ぶり27度目の優勝を果たしました。

今日は、この試合の様子をお話しします。よろしくお付き合いください。

男女ハンドボール競技では、「絶対に男女ともに決勝戦に進出する」ということを信じて、この日は「全校応援」を企画していました。

ただ、全校生徒で会場の体育館まで行くのは難しく、健康スポーツ探究科の1年生から3年生の約90名は、バスで会場まで移動しての「現地応援」。情報ビジネス探究科の1年生から3年生は学校に残って体育館で「パブリックビューイング」での応援です。

体育館の大型スクリーンに映る決勝戦に声援を送る情報ビジネス探究科の生徒たち

女子の決勝戦は、11時に試合開始。立ち上がりは、互いにゴールを重ねる五分五分の展開で始まりました。

女子チームの先発メンバーは、ほとんどが3年生です。しかし、この日は、ゲームの流れを見ながら、2年生や1年生の選手を次々にコートに送り、その選手たちも躍動。新聞の見出しの通り、「多彩な攻撃」を繰り広げて点差を開いていきます。

さらに、ペナルティースローの場面では、半年前に「前十字靭帯断裂」という大けがを負い、現在もリハビリ中の3年生を投入。彼女のペナルティースローが決まった時は、私も胸が熱くなりました。

まさに、「全員ハンドボール」を展開し、終了のホイッスル。まずは、女子ハンドボール部が優勝を果たし、「全国キップ」を手にしました。

続いて13時試合開始で、男子の決勝戦が始まります。

男子の決勝の相手は、マリスト学園高校。前回の熊本県下大会でも決勝で顔を合わせ、一時はリード許すという試合展開になったライバルチームです。

こちらも予想通りに、前半は五分五分の展開。3点あったリードをじりじりと縮められ、一時は8-8の同点とされました。

しかし、ここでバタつくことはなく、「いつも通りのプレー」を心がけた選手たち。キャプテンと体育委員長を務める3年生選手が1ゴールずつ、連続して得点し、再び2点差に広げます。

このプレーで落ち着いたチームは、さらに点差を広げ、後半には、ベンチにいるメンバー全員をコートに送る展開に。

そして、15点の大差をつけたまま終了のホイッスルを聞きました。

前回の熊本県下高校ハンドボール大会でも、男女そろって優勝していましたが、その時よりもさらに成長した姿をみせてくれた決勝戦で、本当に感動しました。

閉会式終了後には、男子選手と女子選手が、互いにハイタッチで喜びを分かち合う場面もみられ、校長として最高に幸せな瞬間でした。

全国高校総体ハンドボール競技は、7月26日から北海道で開催されます。

その大会までに、チームはさらに成長し、全国の舞台でも大活躍してくることだと思います。

選手の皆さん、そして、チームに関わるすべての皆さん、おめでとうございます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。