どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
昨日のブログで先日の秋田戦の振返りをお話ししたばかりですが、今週は「中3日」の試合となり、明日(9月25日)にはルヴァン杯の影響で延期となっていたJ2リーグ第30節・ヴァンフォーレ甲府対ロアッソ熊本の一戦が行われます。
ということで、今日はこの一戦のプレビューです。よろしくお付き合いください。
鹿児島、秋田と前半戦の戦いでは「引き分け」に終わっていて、勝ち切れなかった相手に対して「2連勝」を飾ったロアッソ熊本。
今節の対戦相手となる甲府とも前半戦の対戦は、3-3のドローゲームという結果でした。
この試合にも勝利して「勝ち切れなかった相手に勝てるだけの力がついた」ということを証明してほしい一戦です。
甲府の特徴は、何と言っても外国人選手を中心とした「個の力」です。1トップでプレーする大ベテランのピーターウタカ、24歳のブラジル人選手マクーラ、シャドーストライカーのポジションでプレーするアダイウトンなどは、「個の力で相手をはがす」プレーができる選手たちです。
日本人選手にもFW三平、MF宮崎などパワーとスピードを兼ね備えた選手たちがそろっています。
基本フォーメーションは3-4-2-1ですが、試合展開によっては4-4-2に切り替えてくることもあります。そうなった時の「2トップの突破力」は要警戒です。
では、そのような甲府に熊本が勝利するためのポイントは何か?
3つ挙げます。
① 攻撃の流動性
チームの特徴としては「攻撃面での個の力」を話しましたが、「守備面での個の力」も備え持つ甲府の守備陣から得点を奪うためには、熊本は「組織の力」で攻撃することが求められます。
左サイドでの先発が予想されるFW唐山、MF三島、DF岩下の「縦の流動性」は、秋田戦や鹿児島戦では大きな武器となっていました。
この試合でも随所に「縦横の流動性」を発揮して、甲府の守備陣をかく乱してほしいですね。
② デュエルで勝利
「デュエル」とは、「1対1の勝負」のことです。
「個の力」がある甲府の攻撃陣ですが、まずは「1対1で負けない」ことに全力を注いでほしいと思います。
③ チャレンジ&カバー
とは言え、「1対1ではがされる」というシーンも想定できます。
その際に欠かせないのが「チャレンジ&カバー」の徹底です。
ファーストDFがボールを奪いに行ったら、セカンドDFは必ずカバーリングのポジションをとるという「守備の基本」を徹底することが大切です。
この3つのポイントを実践し、今季初の「3連勝」を飾りましょう!
この試合のプレビューは、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。