どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【千原台】熊本エデュケーションウィーク 様々な出会いと学び(番外編)
です。
熊本エデュケーションウィークに参加させていただいたおかげで産まれた新たな「出会いと学び」についてお話しします。よろしくお付き合いください。
今日紹介したい新たな出会いは、熊本のユースセンター「トリノスミカ」さんとの出会いです。
ユースセンターとは、
「中高生を中心とした若者たちが、学校や家以外で自由に過ごせる場所です。
主な特徴
・居場所:放課後や休日に友達と遊んだり、勉強したり、自分の好きなことをしたりできます。
・学びの場:様々なイベントやワークショップが開催され、新しいことにチャレンジしたり、自分の興味を広げたりできます。
・相談の場:スタッフが常駐しており、悩み事や相談事を気軽に話せる環境が整っています。
~後略~」 グーグルAI「Gemini」より引用
というような場所です。
まさに「現代の教育現場の隙間を埋めてくれる素敵な場所」だと感じました。(不勉強な私は、今村さんのワークショップでこの話を聞くまでユースセンターの存在を知りませんでした。今村さんのワークショップについては、1月21日にブログでお話ししています。そちらをご参照ください。)
ということで、ワークショップを終えた今村さんにお願いして、一緒に訪問させていただいたのです。
私の車に二人で乗り込み、カーナビを頼りに、いざ「トリノスミカ」へ。
「トリノスミカ」の場所は、熊本市の中心部を流れる白川のほとり、子飼橋のたもとでした。
私の自宅から車で10分ほどの場所なのですが、このような素敵な場所があることをこれまで全く知りませんでした。
私たちを迎えてくださったのは、(株)Lintukoto 高校生居場所支援 トリノスミカ 代表取締役 坂口京子さんです。
京子さんの娘の史乃さんが、同社の事務局/インストラクターを務めておられます。
ということで、ここでは社長の坂口京子さんのことを僭越ながら「京子さん」と呼ばせていただきます。
「トリノスミカ」の中に入って最初に目にしたのは、1階のフロアに設置されているトランポリンの数々です。
「うちは、もともとはトランポリン教室をやってたんですよ。娘の史乃がインストラクターとして子どもたちに教えています。」
この日も放課後の時間帯だったことで、数人の小学生がトランポリンで汗をかいていました。
そこに通りかかった一人の小学生に京子さんが、
「まさるくん(仮名)、お客さんをお2階に案内してもらえる。」
と声をかけます。
「いいよ。」
私たちは、まさるくんの案内で2階にあがりました。
2階には、個室になった学習ルームや談話スペースがありますが、全体のつくりが「吹き抜け」になっているので、2階からも3階からも1階のトランポリンフロアを眺めることが出来ます。
京子さんが再び合流し(京子さんは、子どもや保護者が来られるたびにそちらに対応されて、また、私たちの戻ってこられるの繰り返しです。)、
「この梯子(はしご)を登ってみてください。」
と言われ、2階のフロアにかかっている梯子を登ると…、そこは、まさに「屋根裏部屋」をイメージした素敵なスペースでした。そのスペースには直径1m弱の丸いのぞき窓が設置されています。
「ここから外の景色を見ることが出来ます。今はトリノスミカで羽を休めている子どもたちもいつかはここを巣立って外の社会に飛び立ってほしい。その外の世界がここから見えるように設計しました。」
なんと素晴らしい発想でしょうか。
「しばらくここで語らいましょう。」
という京子さんのお言葉に甘えて、3人で熱く教育についた語ること1時間超。
午後5時前にうかがって7時過ぎに失礼するまでの2時間余りがあっという間に過ぎていきました。
「今後、トリノスミカさんのお役に立てるようなことを何かやってみたい!」と思える出会いと学びがぎっしりと詰まった時間でした。
突然の訪問を歓待していただいた京子さんはじめトリノスミカのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。