どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【千原台】感動の卒業式 152名の卒業生の皆さん、おめでとう! ありがとう!
です。
3月1日㈰に挙行した「令和7年度 千原台高等学校 第26回卒業式」の話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
今年の卒業生は、健康スポーツ探究科37名、情報ビジネス探究科115名、計152名です。
高校改革に伴う学科改編を実施してからの第1期生。新しい千原台高校の3年間を築いてくれた生徒たちでした。
開式の辞、国歌斉唱、卒業証書授与に続いて、私が読み上げる「式辞」です。
まずは、当日の「式辞」を完全公開します!
式辞
早春の光り輝くこの佳き日に、熊本市立千原台高等学校第二十六回卒業式を盛大に挙行できますことを心より感謝申し上げます。
また、熊本市教育長・遠藤洋路様、熊本市議会教育市民委員長・山本浩之様をはじめとする多くのご来賓の皆様にご臨席いただくとともに、このように多くの保護者の皆様にもご参会いただき本当にありがとうございます。
ただ今、健康スポーツ探究科37名、情報ビジネス探究科115名
計 152名の皆さんに卒業証書を授与いたしました。
三年間の蛍雪の功(けいせつのこう)成って、本日を迎えられた152名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
今から三年前、皆さんは、学科改編によって新設された健康スポーツ探究科、情報ビジネス探究科の第一期生として、千原台高校の校門をくぐりました。
そして、その日から三年。皆さんは、本校の教育目標の一節である「一生懸命はカッコイイ」という言葉を実践し続け、千原台高校の新しい歴史を築いてくれました。
皆さんが二年生となった四月からは、学校教育目標に、さらに、~「チャレンジ チェンジ チャンス」で成長の好循環を~という言葉を付け加えました。
新しいことに「チャレンジ」することにより、新しい自分になることが出来ます。新しい自分に「チェンジ」出来れば、あらたな挑戦の「チャンス」が訪れます。そのことに再び「チャレンジ」することによって、さらに「チェンジ」出来るという「成長の好循環」が生まれるという考え方です。
皆さんは、これをしっかりと体現してくれました。五月の体育大会では、開催場所が千原台高校の運動場から熊本県立体育館に変更になって二年目ということで、さらに体育館での競技にふさわしい新種目を導入するという「チャレンジ」をし、バージョンアップした体育大会に「チェンジ」させてくれました。
十二月に開催した千原台マーケットでは、新市街のアーケード街での販売に際して、マーケテイングの手法を取り入れ、マーケティング班を組織して売り上げデータの分析に当たるという「チャレンジ」をし、新しい時代の千原台マーケットの形へ「チェンジ」してくれました。
このような姿勢は、部活動や商業系の大会での活躍、各種探究プロジェクトでの活躍にも通じていたと感じています。
今年度も多くの部活動が全国大会で活躍してくれましたが、そこにつながる試合で忘れないのが、女子ハンドボール熊本県大会の決勝戦です。ライバル校であるルーテル学院に5点のリードを許して前半を終了。後半になって、さらに点差を2点広げられ、7点差となった時には、私の心の中にも「これはさすがに勝てないかな…。」という気持ちが生まれたのですが…。選手たちは決してあきらめていませんでした。
そこから底力を発揮して大逆転勝利を飾り、全国の切符を手にしたのです。この試合は、パブリックビューイングによる全校応援をしていたので、すべての生徒の皆さんの心に残っていることだと思います。
さらに、情報ビジネス探究科の皆さんが、1,2年生で学んだ探究的な学習の発展として取り組んだ課題研究の授業では、下通りのツタヤでカプセルトイの販売をしたり、部活動とトレーナーさんとのマッチングをするビジネスを立ち上げて起業し高校生社長を誕生させたりという新たなチャレンジもしてくれました。このような活動のすべてが、今後、皆さんの姿をみて学びを続ける後輩たちの大きな道しるべになっていくと確信しています。
ただ、この「チャレンジ!チェンジ!チャンス!」の繰り返しは、高校時代で終わるというものではありません。
「人生100年時代」と言われるこれからの時代を皆さんが生き抜いていくためには、今後の人生でこそ、さらに必要になってるくものです。この精神を活かして今後の人生の扉を開いていってください。
皆さんの卒業に際してあと一つ、覚えておいてほしい言葉があります。それは、この卒業式でも最後にみんなで歌う千原台高校校歌の三番の歌詩の一節にある「世界に羽ばたく千原台」という言葉です。
この「世界」には、二つの意味があります。一つは文字通りの「世界・ワールド」という意味です。皆さんの中には、各種スポーツの大会で世界大会に出場したり、eスポーツの交流で韓国のチームと対戦したりしたという人もいます。ただ、全員が「ワールドクラス」となるのは現実的には難しいかもしれません。
そこで二つ目の「世界」の意味が出てきます。それは、その人それぞれにある「世界」。いわゆる「世界観」という言葉に通ずる「世界」のことです。
ここにいるすべての卒業生の皆さんが、千原台高校を卒業し、それぞれの「世界」に大きく羽ばたいてくれることを信じています。
最後になりましたが、保護者の皆様に一言お礼を申し上げます。
本日は、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。本日の卒業生の凛々しく、逞しく成長した姿に感慨もひとしおではないかと思います。
「一生懸命はカッコイイ」「チャレンジ!チェンジ!チャンス!」を合言葉に、すべての生徒たちの人格の形成を目指し、全職員一丸となって日夜教育に励んで参りましたが、何かと行き届かなかった点をお詫び申し上げます。
最後にもう一度。卒業生の皆さん、この千原台高校で「一生懸命はカッコイイ」「チャレンジ!チェンジ!チャンス!」の精神の元に培った自らの心に自信と誇りを持ち、それぞれの「世界」へと羽ばたいて行ってください。
卒業おめでとう。
令和八年三月一日 熊本市立千原台高等学校長 南 弘一
生徒たちの3年間の姿を思い起こし、この「式辞」を読み上げる途中で、感極まってしまいました。

感動の卒業式にしてくれた3年生の皆さん、それを支え続けてくれたくれた先生方、本当にありがとう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。