どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
4月21日㈰、熊本県の鹿本体育館で行われた春季高校熊本県ハンドボール大会の決勝戦で、男女ともに千原台高校が勝利し、ともに2連覇を達成しました。
私も応援に行ってきましたので、今日は男女の決勝戦の様子を振返ります。よろしくお付き合いください。
先に行われたのは女子の決勝戦でした。
今年の熊本県の高校女子ハンドボール界は、千原台高校、国府高校、ルーテル学院高校が「3強」と言われています。
春の全国選抜大会の出場権を争った熊本県大会では、4チームで争った決勝リーグで3チームがともに2勝1敗となり、得失点差により1位が国府高校、2位が千原台高校、3位がルーテル学院という結果でした。
今大会では、準決勝で千原台高校とルーテル学院が対戦し、一時はリードを許す苦しい展開の中で29-25となんとか競り勝っての決勝戦進出です。
全国選抜大会の予選では、得失点差で国府高校の後塵を拝した千原台高校でしたが、この決勝戦では前半から着実にリードを広げていき15-6と9点のリードを終えて前半を終了します。後半には、ベンチメンバー全員をコートに立たせることも出来て32-20という快勝でした。
全国選抜の予選の時の時には、9名だった部員も新1年生の加入で大幅に増え、ぐっと選手層が厚くなりました。しかも、その1年生の大半は、中学時代に全国中体連大会やジュニアオリンピックで「日本一」を経験したメンバーです。
今後のさらなる活躍が楽しみです!
続いて行われた男子決勝戦は、まさに手に汗握る「熱戦」でした。
こちらも全国選抜大会の予選ではマリスト学園が勝利し、第一代表として九州大会に出場しています。
女子の決勝戦とは違い、この試合で立ち上がりからリードしたのはマリスト学園でした。
常に「3点差」をキープされてなかなか点差を詰めることが出来ません。12-15と3点のビハインドで前半が終了します。
後半に入ると、千原台が少しずつ本来のプレーをし始めます。前半はなかなかゴールを奪えなかったエースのシュートが決まり、右サイドからのシュートも決まります。さらにGKの好守からの速攻も決まり、後半20分についに逆転!(ハンドボールは30分ハーフです。)
27-25という僅差で決勝戦を制して、見事に2連覇を達成しました!
女子ハンドボール部はとても明るいチームで、常に笑顔いっぱいでプレーしていました。
そんな選手たちが、2階の応援席から大声援を送り、最後はコート脇まで全員が降りてきて両手の指を組んで男子の勝利を祈る中での逆転優勝。
本当に感動しました!
これから、夏のインタハイに向けてさらに成長し、2年連続で男女そろっての全国インタハイ出場を果たしてくれるように、これからも応援していきます!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。