YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【千原台】底力をみせて 男女で優勝! ~熊本県高校総体ハンドボール競技~

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

千原台】底力をみせて 男女で優勝! ~熊本県高校総体ハンドボール競技~

です。

昨日(6月3日)、山鹿市総合体育館で熊本県高校総体ハンドボール競技の男女の決勝戦が行われ、千原台高校の女子ハンドボール部がルーテル学院高校に26-22。男子ハンドボール部がマリスト学園に28-27といずれも勝利し、2年連続で男女そろって全国へのキップを手にしました!

今日は、この話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

先に行われたのは、女子の決勝戦千原台高校対ルーテル学院高校の一戦でした。

新チームになってからすぐの「春のセンバツ」をかけた熊本県大会では敗れた相手であり、強敵です。

また、この両チームには昨年度の全国中体連大会で優勝した宇土鶴城中と全国都道府県選抜大会で優勝した熊本県チームの選手たちがちょうど半分ずつ入部しており、そのような経歴を持つ1年生部員の活躍にも注目が集まりました。

立ち上がりリードを奪ったのは、千原台でした。

1点目の得点をこの試合で先発していた3年生選手が決めて、チームの雰囲気が一気に盛り上がりました。

その後は、昨年度の全国都道府県選抜大会で優秀選手に選ばれた経歴を持つ1年生選手を中心に攻撃してくるルーテル学院に食い下がられ、なかなか点差を開くことが出来ません。

前半の終盤には、立て続けに「2分間退場」の選手が出てしまい、苦しい展開でしたが、13-10と3点リードして何とか前半を終えます。

後半に入っても一進一退の展開が続き、なかなか点差を開くことは出来ません。

それでもキャプテンでエースの河上亜里沙さんの10ゴールなどで安定したプレーぶりをみせて、26-22というスコアで勝利のホイッスルを聴きました。

女子は3年連続5度目の優勝です。これまでチームを支えてきた3年生、2年生と中学時代に全国優勝を経験している1年生がうまく融合し、チームワークを高めての見事な優勝でした!

続いて行われたのは、男子の決勝戦千原台高校対マリスト学園高校の一戦です。

男子のマリスト学園もこれまで数々の名勝負を繰り広げてきた「県内最大のライバルチーム」です。昨冬に行われた全国センバツ予選ではマリスト学園が勝利。4月に行われた春季大会では千原台が何とか逆転して勝利したという強敵です。

また、この決勝戦ではマリスト学園が「全校応援」を実施していて、観客席の4分の3は、マリスト学園の応援団で埋め尽くされるという「完全アウエー」の状態でした。(ちなみに、千原台高校は健康スポーツコースの1.2,3年生約60名が会場で応援し、その他の生徒たちは体育館でパブリックビューイングで応援しました。)

主将の五升田選手が「決勝戦の雰囲気にのまれてしまった。」と語っていたように、試合開始から相手に連続得点を許し0-4という苦しいスコアでのスタートとなります。

ここで、嘉古田監督タイムアウトを要求。何とかチームを落ち着かせるという苦しい展開で試合は進んでいきました。最大6点差まで開かれる展開から徐々に持ち直し、点差を少しずつ詰めていきます。

前半の終了間際に同点。さらに追加点を奪い、15-14と1点のリードを奪って前半を終えました。

後半に入っても一進一退の展開が続きます。

私は千原台高校の校長に着任して以来、全ての県大会の決勝戦に応援に行き、観戦を重ねていますが、これまでに観たどの試合よりも白熱した大接戦です。

ハンドボールでは、ちょっとした流れで「3点差」くらいまではあっという間にひっくり返ってしまいます。

後半にも何度も「これはまずい」と感じる展開もありましたが、選手たちはスコアに惑わされることなく、1プレー、1プレーに集中し、「勝ち切る試合」をしてくれました!

28-27と1点差を保ったままで試合終了のホイッスルが鳴り、千原台の選手たちの喜びが爆発する瞬間を迎えました!

男子は、2年連続28度目の優勝です。

2年連続で見事な優勝を果たしてくれた選手たちに心からの拍手を送ります。

男女そろって優勝旗を手にした千原台高校ハンドボール部の選手たち

8月には、福岡県で行われる全国インタハイに出場します。あなたからの更なるご声援をお願いします!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。