どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「千原台 男女V ~県高校春季ハンド~
県高校春季ハンドボール大会第4日は23日、山鹿市の鹿央体育館で男女の決勝があり、男女ともに、千原台が頂点に立った。
男子はマリストを相手に、前半は13ー15とされたが、後半に29ー26と逆転した。女子は国府を前半から16ー7と圧倒し、後半も差を広げた。
▽男子決勝 千原台29ー26マリスト
▽女子決勝 千原台35ー18国府」(4月24日発行の熊本日日新聞スポーツ欄より引用)
今日(4月24日)発行された地元紙・熊本日日新聞スポーツ欄に掲載された記事です。
ということで、今日のブログでは、この大会での千原台高校男女ハンドボール部の戦いぶりをお話しします。
よろしくお付き合いください。
「千原台高校と言えばハンドボール」と言われるくらいこの2つの部は、千原台高校の「看板部活」です。
ともに、春の「全国選抜大会」にも九州代表として出場しており、女子は1回戦を突破しましたが2回戦で準優勝した東京の強豪チームに敗れました。男子は、3回戦に進出し、「あと一勝でベスト8」というところまで勝ち進みましたが、惜しくもベスト8には手が届きませんでした。
ということで、いずれもこの大会には「ディフェンディングチャンピオン」として臨みました。
先々週の週末に行われた「1.2回戦」は男女ともに危なげなく勝ち進み、選手末の準決勝、決勝を迎えます。
土曜日に行われた準決勝で女子が対戦した相手は、最近、めきめきと力をつけてきたルーテル学院です。
「かなりの苦戦をするのでは…」という危機感を持って、私も会場に行き、声援を送りました。
けれども、その心配は「全くの杞憂」となり、のびのびと笑顔でプレーする選手たちは、素晴らしいプレーを続け、終わってみれば45点を奪う大勝でした。
男子も天草工業高校に対して勝利をおさめ、男女ともに順当に日曜日の決勝戦にコマを進めます。
先に決勝の舞台に立つのは女子ハンドボール部です。相手は、長い間「熊本県の高校女子ハンドボール界」をけん引してきた国府高校。
緊張感の中で、試合開始のホイッスルを聞いたのですが…
そこで選手たちが見せてくれたのは、準決勝と同様にのびのびと笑顔でプレーする姿でした。新聞の記事にもあった通りに、前半から大きくリードを広げ、ケガをしている一人の選手以外は、1年生も含めて全員がコートに立つことが出来ての完勝でした。
まずは、素晴らしいプレーをみせてくれた女子ハンドボール部の選手たちに心からの拍手を送りました。
続いて男子の決勝戦です。男子の相手はマリスト学園。いつも接戦となる「ライバルチーム」です。
男子の方は、序盤からペースを握ったのはマリスト学園でした。立ち上がりに2点を先取され、その差を詰めることが出来ずに、時間が経過していきます。
前半はその2点差を詰めることが出来ずに13-15と2点のビハインドで後半を迎えます。
ここからの男子の奮起を後押ししてくれたのは、先に優勝を決めていた女子ハンドボール部の部員たちでした。男子の控え選手たちや保護者の皆さんと一緒にスタンドから大声援を送ってくれたのです。
その声援を後押しに、選手たちはコート内で躍動しました。後半、一気に流れをつかむと逆転。終了間際には、何とか追いつこうと必死に攻撃をしかけるマリスト学園のシュートをGK陣が好セーブで防ぎ、3点差の勝利となりました。
「しびれる試合をみせてくれてありがとう。」
これが、私が男子部員にかけた言葉の第一声です。
男女そろって優勝という素晴らしい結果で終わった今大会でしたが、この大会はあくまでも「高校総体の前哨戦」です。
「高校総体でも男女そろって優勝!」と、このブログで再びお話しできるように、さらに精進してくれることだと思います。皆様からのご声援もよろしくお願いいたします。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。