YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】土壇場で追いつき 千葉とドロー 交代選手が流れを変える!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

4月21日(金)に「フライデーナイトJリーグ」として行われたJ2リーグ第11節ロアッソ熊本ジェフユナイテッド千葉の一戦は、後半アディショナルタイムロアッソ熊本が同点に追いつき、2-2のドローゲームとなりました。今日は、この試合を振り返ります。

最後に、この試合の私なりの「評価」をお話ししますので、最後までよろしくお付き合いください。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 田代

DF 黒木、江崎、相澤

MF 藤田、上村、竹本、平川

FW 島村、石川、松岡

前節の磐田戦と同じメンバーになりました。

対する千葉は、4-4-2の布陣。千葉の方も前節で久しぶりの勝利を手にしたこともあり、前節と同じメンバーです。千葉の注目選手は、MF田口とFW見木。この2人が攻撃の中心です。

試合は、立ちあがりに熊本がビッグチャンスを作ります。

前半9分、右のFW島村からのスルーパスに反応したMF平川が、DFラインを突破し、GKと1対1の状態に。平川はシュートを放ちますが、これは千葉のGKの手にかすったことでわずかにコースが変わり、クロスバーを直撃。惜しくも先制ゴールとはなりませんでした。

その後は、一進一退の攻防が続いていたのですが…

先制のゴールを奪ったのは千葉の方でした。

前半40分、左のコーナーキックを奪った千葉のキッカーはMF田口。精度の高いキックでゴール前にクロスを上げると、これをDF西久保がドンピシャリのタイミングでヘディングで合わせ、このシュートが熊本のゴールに突き刺さりました。

前半はこのまま1-0で千葉がリードして終了します。

後半の立ち上がりも一進一退で進んでいたのですが、追加点を奪ったのは千葉でした。

後半16分、左サイドから右サイドへ展開し、最後は中央へ送ったボールをMF椿がワンタッチシュート。これが再び熊本のゴールに吸い込まれて、千葉が追加点を奪います。

流れを変えたい熊本のベンチが動いたのは、後半21分でした。石川、相澤→大崎、大西の2枚替え。いずれも今シーズンから熊本に加わった選手で、昨季は岐阜でプレーしていた大西にとっては熊本のユニフォームでの初プレーとなりました。

すると、後半25分、途中起用された大崎が裏へのダイアゴナルラン(斜めに走る動き)をみせて、コーナーキックを奪います。

このコーナーキックの流れから、アーリークロスが上がり、これを189cmの長身FW大崎がヘディングで折り返し、そのボールをDF江崎がシュート。ボールは千葉のゴールに吸い込まれ、熊本が1点を返します。

さらに、後半31分には、島村、竹本→粟飯原、豊田の2枚替え。同点に追いつこうと熊本がゴールへの圧力を増していきました。

そして、後半のアディショナルタイムも残りわずかとなった後半53分。熊本がゴールに向かって放ったクロスボールが千葉の選手の手に当たり、ハンドの判定。熊本にPKが与えれました。これを粟飯原がゴール左隅に冷静に決めて、2-2の同点に。

このまま試合は終了し、熊本が土壇場で同点に追いついてのドローゲームとなりました。

この引き分けをどう評価するか。

熊本にとっては、「勝ち点1を奪った引き分け」と評価できると思います。

途中交代で流れを引き寄せ、いずれも今季から加入した大崎、大西、豊田らのプレーが機能し、粟飯原の今季初ゴールも生まれて、交替策は大成功でした。

私が「プレビュー」であげていた「3つのポイント」は、いずれもこの試合では「ポイント」となり得ませんでした。

その理由は、千葉が「熊本対策」をしてきていて、前節の東京V戦とは違う戦い方をしてきたからなのですが、私自身も解説者としてもっと成長できるように精進していかなければならないと感じた一戦にもなりました。

次は、首位を走る町田との試合です。今度こそ、しっかりと「ポイント」を見極めて解説していきたいと思います!

この試合については、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。