どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【千原台】「友好都市・中国桂林市 青少年交流事業」事前説明会がありました!
です。
先日(7月2日)行われた「友好都市・中国桂林市 青少年交流事業」事前説明会の話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
ことの始まりは、一カ月ほど前に熊本市役所国際課の担当者からかかってきた一本の電話でした。
「校長先生、お忙しいところに申し訳ございません。
熊本市が友好都市関係を結んでいる中国桂林市との青少年交流事業についてご相談したいことがありますので、お時間をいただけないでしょうか。」
「もちろん大丈夫ですよ。」
ということで、事前に資料が送られてきました。
その資料によると、内容は次のようなものでした。
1 概要
友好都市である桂林市より熊本市へ派遣交流事業案内があったことから、高校生を派遣する。
熊本市と中国桂林市とは、1979年に友好都市関係を締結して以来、幅広い分野で活発な交流を続けている。この度、中国の学生と交流を行うことで、広い視野と国際感覚を身につけるまたとない機会であり、広い視野と豊かな国際感覚を備えた青少年のリーダーの育成に役立つことを期待している。
2 派遣日程
令和6年(2024年)7月21日㈰~27日㈯
3 訪問先予定
中国広西壮自治区・桂林市他
4 訪問団
熊本市立高校生 7名
引率者 3名
この内容を踏まえて、熊本市役所・国際課、熊本市教委・地域教育推進課、熊本市立必由館高校、千原台高校の4者によるオンライン会議を行いました。
会議の内容は、
①どのような基準で派遣生徒を決めるか?
②引率者は誰にするか?
の2点です。
①については、2校から7名の生徒を派遣するということで、事前に必由館の校長先生と私で話合い、生徒数の比率に従って、必由館から4名、千原台から3名とすることは決めていました。
あとは、どのような参加生徒を募るかです。
概要に「広い視野と豊かな国際感覚を備えた青少年のリーダーの育成に役立つことを期待している。」とあることから、
「全校生徒への公募ではなく、新生徒会役員などに声掛けをしていってはどうか。」
という意見が賛同を得て、この方法で参加生徒募ることになりました。
次に②です。
ここには、次のような二つの条件がありました。
一つ目は、「引率者の内訳は、必由館高校、千原台高校の教職員から1名ずつ、熊本市役所・国際課の職員から1名の計3名とする。」
二つ目は、「3名のうち1名を『団長』とし、『団長』については年齢は問わないが、あと2名の引率者は年齢40歳未満の者とする。」
というものでした。
一つ目の条件は想定内でしたが、二つ目の「年齢制限」は想定外です。この事業が「青少年交流事業」であるということが理由だそうです。
つまり、必由館の校長か私かのどちらかしかこの事業には参加できないことになります。
必由館の校長先生に、
「どうしますか?」
と問うと、
「俺に行かせてよ!」
と即答。(私と必由館の校長とは同年齢であり、普段は敬語なしで会話しています。)
「俺も行きたかったけど…。まあ、今回は譲るよ。」
ということで、団長としては必由館高校の校長先生が行かれることに。
残り2人の引率者を千原台高校と国際課の40歳未満の職員とすることに決まりました。
生徒の方の参加者も千原台高校では、新生徒会役員から2年生が2名、1年生が1名の参加となり、参加者とその保護者の方に出席していただいて「事前説明会」が開かれたという訳です。
説明会後に参加した生徒と話してみると、笑顔で、
「楽しみです!」
と答えてくれました。
必ずや有意義な交流事業になると思います!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。