どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「熊本を『学習の都・熊本』にしていきたいです。」
「そのためには、街中に『中高生のための学習スペース』をつくってはどうかと思います。」
「まずは、熊本の高校生がお互いの意見を交換できる『高校生のためのホームページ』をつくるのが良いと思います。」
昨日(8月7日)行われた「第1回 熊本魅力推進生徒会(仮称)」で交わされた意見の一部です。
今日のブログでは、この会の話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
この会に参加したのは、千原台高校、必由館高校、済々黌高校、熊本高校、熊本商業高校、熊本工業高校、熊本農業高校、学園大付属高校、真和高校、鎮西高校、ルーテル学院高校という熊本市内にある市立高校2校、県立高校5校、私立高校4校、計11校の生徒会役員の皆さん約50名の高校生です。
きっかけは、千原台高校と必由館高校が取り組む「生徒主体の学校運営プロジェクト」の話し合いの中で、
「自分たちだけでなく熊本市内の他の高校で学ぶ高校生たちがどんな要望を持っているのかを聞いてみたい。」
という意見が出たことです。
その意見を受けて、まずは、各高校の校長先生方の理解が必要ということで、熊本市教育委員会、必由館高校長、千原台高校長の連名で、熊本市内にあるすべての高校の校長あてに「依頼文」を発送し、それに応えてくれたのが、前述の9校だったというわけです。
第1回の会合となった昨日のプログラムは、以下の通りでした。
1 開会
2 会長挨拶、全員自己紹介
※ 座席変更
3 話合い
(1) 例を挙げる
(2) 必由館と千原台3人、他校3人
(3) ローテーション(8回)
他校1人と必由館or千原台のどちらか1人が残り、他のメンバーは他のグループに移動する。
(4) 元の班に戻って意見をまとめ、各班の代表者1名が発表する
(5) 全員でメリット、デメリットを話し合う
(6) 深堀り、意見交換
(7) 代表者が発表
(8) まとめ
4 閉会
「3 話合い」の方法は、「ワールドカフェ形式」と言われるもので、千原台と必由館の生徒会役員が参加した「キックオフイベント」で使われたものを早速実践していました。
私は、市教委で会議があっために遅れて参観。
私が会場に着いた時には、すでに「(6)深堀り、意見交換」が行われていたのですが、各班からの意見が次々に出されて、熱気を帯びていました。
予定の話合いの最後の「(8)まとめ」の後に、司会者から、
「あと一つ、皆さんにご相談したいことがあるのですが、もう少し時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
と提案があり、全員が了承。
「皆さんにご相談したいは、この会の名称についてです。今回は『熊本市生徒会』ということで、お集まりいただいたのですが、もっとこの会の活動がわかるような名称にしたいと思っています。少しだけ時間をとりますので、各班で話合い、意見を出してください。」
そこで出された案は、以下のものでした。
・ 熊本高校生会議
・ 熊本に革命を起こす高校生会議
・ 熊本魅力推進生徒会
・ 熊本を明るくする生徒会
・ 熊本市高等学校生徒会
・ 熊本をもっと盛り上げるチーム
議論を交わした末に多数決をとり、最多の得票を得たのが「熊本魅力推進生徒会」でした。
「魅力推進」というワードが決め手となったようです。
「第2回熊本魅力推進生徒会」は、9月10日㈰に行われます。
若者のパワーとアイデアによる「魅力推進」に期待が高まります!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。