YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

GoGreenプロジェクトin熊本 千原台生が登壇しました!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とももに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

観光庁と(株)日本旅行が提携して行っている「未来の観光人材育成事業」に千原台高校の生徒が参加していることは、以前のブログでお話ししました。

その事業の一環として、昨日(10月29日)に行われた「GoGreenプロジェクトin熊本」に千原台高校の生徒たちが参加しましたので、今日は、その様子をお話しします。

「GoGreenプロジェクトin熊本」とは、国立公園オフィシャルパートナー企業連携企画として行われた催しで、「積極的復興に向けたレスポンシブルツーリズム」というサブタイトルがついています。

「レスポンシブル」という言葉には、「責任のある、責任を果たせる、信頼できる」などという意味があり、「レスポンシブル・ツーリズム」とは、「観光客もツーリズムを構成する要素であると捉え、観光客が意識や行動に責任を持つことで、より良い観光地形成を行っていこうという考え方」とされています。

今回、千原台高校が参加している「未来の観光人材育成事業」とは、この「レスポンシブル・ツールズム」の担い手を育成していく事業とも言えるわけです。

「GoGreenプロジェクトin熊本」のプログラムは以下の通りです。

1 オープニング・開会挨拶

2 基調講演(株式会社美ら地球(ちゅらぼし)代表 山田拓氏)

3 熊本県の創造的復興について(熊本県副知事 木村敬氏)

4 スペシャル対談「国立公園が目指すサステナブルツーリズム」

  (佐藤義興氏(阿蘇市長)×神田昌明氏(日産自動車株式会社 常務執行役員))

5 熊本県の高校生が考える観光復興

  (熊本市教育委員会熊本市千原台高校、熊本市立必由館高校)

イベントの「おおとり」を飾るのが、千原台高校の生徒たちというわけです。

前半のプログラムで、特に私が印象的だったのは、木村熊本県副知事のお話でした。

「ウィズコロナのこれからに向けて、熊本の観光を創るために」というテーマでお話しされ、「熊本地震の被害」、「令和2年7月に人吉・球磨地方を襲った大水害から」の「創造的な復興」を熊本県が今、どのように進めているのか話され、最後に、「熊本の『レスポンシブル・ツーリズム』的なもの」として、以下の6件を紹介されました。

・地獄温泉「すずめの湯」の復活   

・日本酒「花の香」

・上天草の「リソラ マーケット」「ミオ カミオ」

・菊鹿ワイナリー

・甲佐の古民家ホテル

宮地岳「かかしの里」

「このどれにも共通していることがある。それは、『大切なのは、世界観』だということです。皆さんも、『世界観』を持って、熊本からいろんなものを発信してください。」

この言葉は、これから阿蘇地域を対象に「レスポンシブル・ツーリズム」を創造していこうとしている千原台高校の生徒たちにとっても、とても参考になりました。

さて、いよいよ千原台高校の生徒たちの登場です。

この続きは、後日、(後編)でお話しします。乞うご期待!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。