どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
千原台高校の生徒たちがプロジェクトチームを組んで、観光庁と(株)日本旅行が主催する「未来の観光人材育成事業」に参加していることは、以前のブログでお話ししました。
今回、その取り組みの「総まとめ」の一つとして、「Student Ambassador 全国大会」にエントリーしました!
この全国大会に出場するためには、これまでの取り組みを1200字以内の「論文」にまとめて提出し、「論文選考」で「出場チーム」として選出されなければなりません。
主催者からは次のような「論文テーマ」が示されています。
「ブロック大会で得た知見と経験を生かして、SDGs達成のために高校生として登壇企業/自治体とともに取り組めるアイデアを考えよう!」
千原台高校の「登壇企業」は(株)日本旅行で、協力してもらう「自治体」は阿蘇市です。
論文のタイトルは…
「阿蘇も、私も、この先も~持続可能なツーリズムを目指して~」
世界的な観光地である阿蘇を若い世代に如何にしてアピールし、中高校生の修学旅行などを誘致できるようにしていくかを高校生ならでは「視点」で提案しています。
プロジェクトメンバーがまず取り組んだのは、「阿蘇フィールドワーク」でした。
そこを通して見えてきた阿蘇観光の「魅力」と「課題」は以下の通りです。
[魅力]
・移動の時の景色がよい。
・浴衣などのレンタルで非日常感MAX。旅のテンション爆上がり!
・食べ歩き楽しい!!
(赤牛丼や高菜めし、カレー、パンからスイーツまで名物グルメが豊富)
・自然が豊か(目にもやさしい、空気も美味しい)
・体験活動も豊富
・インスタ映えスポット多数(女子受け◎)
[課題]
・けっこうお金がかかる(修学旅行生には経済的負担が大きい)
・観光地と観光地の距離が遠い
・坂道が多い(ローファーだと靴擦れの可能性大)
・交通の便が悪い(バス便数がとても少ない)
・天候に左右されやすい(屋外施設が多い)
・観光地のキャパが小さい
(修学旅行生を団体で受け入れられるところが少ない)
・事前調べが必須。場合によっては予約が必要
(赤牛丼は予約なしでは食べられない店もある)
・観光地に高校生らしき人がほとんどいない
以上です。
では、このような課題をプロジェクトメンバーは、如何にして解決する提案をするのか?
この続きは(後編)でお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。