YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

なでしこベスト8進出! ノルウェーに盤石の試合運び

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

サッカー女子W杯で、予選リーグを3戦全勝、無失点、と最高の結果で決勝トーナメントへ駒を進めた「なでしこジャパン」。

決勝トーナメント1回戦で、ノルウェーと対戦し、盤石の試合運びで3-1と会心の勝利を飾り、ベスト8進出を果たしました。

今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。

日本の先発は、

GK 山下

DF 高橋、熊谷、南

MF 清水、長谷川、長野、遠藤

トップ下 藤野、宮沢

FW 田中

という3-4-2-1の布陣です。

注目選手は、トップ下に入り、持ち前のスピードを活かして、すでに今大会で4ゴールをあげている宮沢ひなた選手。2011年のW杯で日本が優勝した時のFW川澄選手にあこがれて着用しているという「ヘアーバンド」がトレードマークの選手です。

また、今回の「なでしこジャパン」は、先発11人中6人がヨーロッパの強豪チームに所属する「海外組」であるという特徴もあります。

対するノルウェーの布陣は、5-4-1。日本対策として5バックでこの試合に臨みました。注目選手は、身長177cmの長身FWハウ。ヘディングシュートが得意で、予選リーグですでに3ゴールを挙げています。

他にも170cm以上の長身選手が多数いて、ノルウェーの武器は「高さ」です。

試合は、立ち上がりからなでしこジャパンがボールを保持する展開が続きます。

そんな前半15分でした。左サイドから宮沢が放った鋭いクロスがノルウェー選手の足に当たり、ボールはノルウェーのゴールに吸い込まれ、日本が先制ゴールを奪います。

しかし、そのリードも束の間。5分後の前半20分には、ノルウェーが右からのクロスに対して得意のヘディングシュートを放ち、このシュートが日本のゴールネット揺らして、すぐに同点となりました。

この後も、日本がボールを保持する展開が続きますが、前半のうちにゴールを奪うことは出来ずに、1-1の同点でハーフタイムを迎えます。

ハーフタイムに池田監督から、

「中盤の長谷川か長野のいずれかが、もっと攻撃に絡むように。」

という指示を受けたという「なでしこジャパン」。

後半の立ちあがり5分でした。その長谷川がペナルティーエリア内まで攻め上がりチャンスメーク。最後は、MF清水が仕留めて、貴重な勝ち越しゴールを奪います。

なんとか同点に追いつきたいノルウェーは、エース級のFWヘーゲンベルグを投入し、ハウとの2トップに布陣を変更。パワーと高さを活かして、日本のゴールに迫ります。

ここでチームを救ったのは、GK山下でした。ノルウェー選手の決定的なヘディングシュートを左手1本で弾き出す「スーパーセーブ」。ノルウェーにゴールを与えません。

何とかゴールを奪おうとDFラインを上げてきたノルウェーに対し、とどめを刺したのは宮沢でした。

後半36分、DFラインの裏を狙ったスルーパスに反応し、得意のスピードを活かしたドリブル。最後は、冷静にシュートをノルウェーのゴールに流し込み、試合を決定づける3点目のゴールを奪いました。

何とかゴールを奪いたいと日本ゴールに迫るノルウェーの攻撃を最後までしのぎ切り、試合終了のホイッスル。3-1で日本が勝利し、ベスト8進出を果たしました!

今大会初の失点を喫したあとも、「自分たちのサッカー」を見失うことなく、また、「相手への対応」もしっかりとやり切った「盤石の試合運び」でした。

2011年以来のW杯優勝に向けて、ますます期待が膨らみます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。