YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

「教員採用試験2次対策講座」 今年も本格スタート!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

私にとって、校長として働き始めてからのこの7年間、夏休み中の「恒例」となっているものがあります。

それは、「教員採用試験2次対策講座」です。毎年、教師を志す若者たちの「夢の実現」に向けての後方支援をさせてもらっています。

今年もこの講座に5名の若者が参加して、昨日、本格的なスタートを切りました。

今日は、この話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

今年参加している5名の内訳は、千原台高校で現在「臨時的任用教員(以下、臨採)」として働いている人が3名。来春、大学を卒業予定で「新卒」として教員採用試験を受けている人が2名です。

「新卒」の2人は、いずれも私が熊本市の中学校で教頭をしている時の生徒です。

ここ数年、この講座に参加する人の人数は、十数名で安定していたのですが、今年は今のところ5名ということで、ここにも「教員のなり手不足」という世相を感じます。

1次試験の結果が発表された翌日の7月27日に「開講式」を行い、そこで、「2次試験に臨む際の心構え」や「小論文の書き方のコツ」、「模擬授業の作り方」などについて話をし、「今後のスケジュール」も伝えていました。

現在、熊本市教委が主催する教員採用試験2次試験の中身は、「小論文」、「面接」、「模擬授業」の3つです。

「小論文対策」については、「なるべく多くの本数を書いてみること。」、「目標は、5本以上。」、「書き終えたら、メール添付でも良いので私に提出する。提出された小論文は添削して返却する。」と伝えています。

「面接対策」としては、、毎年、「面接練習会」を設定し、参加してもらうことにしています。

その「面接練習会」を昨日(8月3日)、開催しました。

例年、面接は2種類行われます。

事前に提出した「面接カード」の内容を中心に行われる「一般面接」と、教育現場で起こる具体的な事例について問われる「事例面接」です。(「一般面接」と「事例面接」という呼称は、私が勝手につけたもので、正式名称ではありません。)

私が主催する「面接練習会」の特徴は、「私だけでなく、受講している受験者の皆さんも観ている前で面接練習を行う」という点にあります。

私が「面接官役」となり質問し、面接練習を終えたら、必ず、それを観ていた受講生の皆さんと「ディスカッション」を行います。この「ディスカッション」は、私がファシリテーター役となって進めていきます。

参観している受講生も必ず、発言を求められますので、「自分なら…」という視点をもって、受講生の面接練習を参観します。

この「ディスカッション」が、講座の「目玉」と言えるほど、受講生の皆さんにとっては、「有益なもの」だと考えています。

昨日の「ディスカッション」でも、参観していた受講生から「なるほど」と思える意見を数多く聞くことが出来ました。

さらに、昨日は、2人の教頭先生も参加してくれたので、教頭先生方からも貴重なアドバイスが送られました。

このように「切磋琢磨」して力をつけ、受講生が「全員合格」を果たしてくれることを目指して、今年も全力でサポートしていきます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。