どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日(8月2日)行われた天皇杯サッカー4回戦、ロアッソ熊本対FC東京の一戦は、FC東京のアカデミー(育成組織)で育った平川、松岡のゴールで熊本がFC東京に勝利し、クラブ史上初のベスト8進出を決めました!
今日は、この一戦を振り返ります。
熊本の先発は、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、竹本、平川
FW 島村、伊東、松岡
土曜日のヴィファーレン長崎戦と全く同じメンバーです。ベンチ入りメンバーの変更も一人でだけで、DF酒井が移籍後初のベンチ入りをしています。
対するFC東京は、4-2-3-1の布陣。注目選手は、左サイドDF先発しているご存知、元日本代表の長友とボランチの位置に入るMF松木です。松木は、青森山田で高校サッカー選手権での優勝を果たし、FC東京に鳴り物入りで入団。ルーキーイヤーからレギュラーポジションをつかみ、U=20日本代表でも中心選手として活躍しています。
J1リーグに所属するFC東京との対戦ということで、序盤からの劣勢が予想された熊本だったのですが…。
開始早々に熊本がビッグチャンスを手にします。
前半4分、センターFWに起用された伊東が、ペナルティーエリア内でファールを受け、熊本にPKが与えられたのです。
迷わずボールを拾って、ペナルティースポットにボールをセットしたのは、MF平川でした。右足で思い切って蹴ったシュートがFC東京のネットに突き刺さり、熊本が見事に先制点を奪いました。
ただ、このあと負傷してしまった伊東が前半8分にピッチを去り、FW道脇がセンターFWのポジションに入ります。
同点ゴールを狙うFC東京の攻撃をGK田代を中心とした守りでしのぎ、1-0のままで前半は終了しました。
次にゲームが動いたのは、後半9分でした。
相手のボールを奪った松岡が、道脇が相手DFラインの裏に動くことによってできたスペースにドリブルで侵入。そのまま、思い切りのよいシュートを放ち、これが再びFC東京のゴールネットを揺らしました。
その後、後半26分に竹本、松岡→藤田、東山。後半38分には、大本、大西→田辺、酒井という交替カードを切りながら、FC東京の反撃を0点に抑え切り、熊本が見事に2-0という完封勝利を飾りました!
天皇杯での初のベスト8進出を決めるとともに、公式戦での8試合ぶりの勝利をおさめた熊本。この勝利は、チームに大きな「勢い」をもたらす勝利となるはずです。
まずは、この「勢い」をJリーグの次節、ホームでの水戸戦につなげて、ホームゲームでの連勝を期待しましょう。
そして、8月30日に行われる天皇杯準々決勝でもJ1チームを破り、昨年の甲府に続く、
「J2チームによる天皇杯優勝!」へと突き進みましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。