どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
2023年のJ2リーグ最終節、ロアッソ熊本対レノファ山口の一戦は、3-1でロアッソ熊本が勝利を飾り、今シーズンを締めくくりました。
今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。
熊本の先発メンバーは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 阿部、上村、竹本、平川
FW 島村、伊東、松岡
前節の甲府戦と同じメンバーでした。
対する山口は3-4-2-1の布陣。1トップには梅木が入り、注目選手にあげていたFW皆川はベンチスタートです。
試合は、立ち上がりから両チームともに積極的にゴールに迫る展開となり、先手を取ったのは山口の方でした。
前半6分、熊本のゴール前に進入し、最後はMF五十嵐のシュートが熊本のゴールネットを揺らし、山口が先制点を奪います。
対する熊本もすぐさま反撃。前半8分に左サイドの松岡がフリーとなったところからコーナーキックを獲得。このコーナーキックのキッカーは、いつものように平川です。
平川がゴール前にグラウンダーのパスを送るとそこに走り込んだ竹本が巧みな「スルー」をみせ、後ろから入ってきていた上村がシュート。このシュートが山口のゴールに突き刺さり、あっという間に同点に追いつきます。
さらに前半17分には、島村のスルーパスに抜け出した伊東が冷静にシュートを放ち、山口のゴールネットを揺らして逆転に成功しました。
このあと山口も攻撃的なプレーを続け、熊本のゴールに迫りますが、ここはGK田代を中心に熊本が守り切り、2-1で前半は終了しました。
後半に入っても、山口が積極的な攻撃を続けていたのですが…、次の得点を奪ったのも熊本でした。
後半38分、途中出場でピッチに立っていた東山が、ダメ押しの3点目のゴールを奪いました!
試合はこのまま終了。3-1で熊本が勝利し、今シーズンの最終戦を飾りました。
最終節ということで、試合後にはセレモニーが行われました。
試合の直前に大木監督の続投がプレスリリースされており、今シーズンでチームを去るという選手の発表はまだないのですが、この試合を最後にピッチを去ることが決まっている大切な人がいます。
それは、6年間に渡り「スタジアムDJ」として、サポーターに愛されてきたスガッシュさんです。
どんなにチーム状況が苦しい時も、また、どんなに寒い日でも同じみの「タンクトップ姿」と「さわやかな笑顔」で、チームに、そして、ファン・サポーターの皆さんに元気を与え続けたスガッシュさん。
契約満了により、「今シーズン限り」というプレスリリースがされていました。
試合後のセレモニーでは、スガッシュさんからの「挨拶」もあり、会場中に感謝の拍手が響きました。
リーグ戦では、最終順位「14位」ということで、「J1昇格」という目標には遠く及びませんでしたが、「負傷による戦線離脱が相次ぐ」という苦しいチーム状況の中で、何とか残留を勝ち取ることが出来て良かったと思います。
また、天皇杯では「ベスト4」という過去最高の成績をおさめ、私たちに「夢と希望」を与えてくれました。
1シーズンを戦い抜いた選手、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして、「多くの感動」をありがとうございました。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。