どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日(11月13日)、「第3回熊本市校長・園長会」が行われ、それに先立ち「熊本市教育委員会優秀教職員表彰式」が行われました。
今日は、この話題をお話ししす。よろしくお付き合いください。
「優秀教職員表彰式」は、毎年、1年に1度、この時期に行われています。
実は、私自身も今から10年前、受賞者として表彰していただきました。
そのきっかけは、当時の校長先生からのこんなお話からでした。
「南さん、あんた管理職試験は受けよるばってん、毎年、通らんなあ。
こんままじゃ、なかなか通らんけん。今年、『優秀教職員』に推薦してやるけん、これまでの実績がわかる資料ばなんか持ってきなっせ。」
管理職試験を受けるも毎年合格しない私を見かねて、当時の校長先生が、いわゆる「箔をつける」というような動機で声をかけてくださったのです。
「わかりました。」
と言って、私が持って行ったのは、「サッカーの指導者ライセンス」など、サッカー指導に関わる資料だったのですが…、
「あんたね。サッカーの『優秀コーチ』の表彰じゃなかっばい。『生徒指導の実績』とか、そぎゃん資料ば持ってこなんたい。」
という調子でした。
「そうなんですね。でも、校長先生、『生徒指導の実績』とかほとんどないですよ…。」
と言いつつ、以前に「熊本県生徒指導研究大会」で発表した時の資料や前任校で「生徒指導研究発表会」をしたときの資料などを引っ張り出して、提出をしました。
当時の校長先生が、その乏しい資料からうまく「推薦文」を書いていただいたようで、その年の「熊本市教育員会優秀教職員」に選出され、この「表彰式」で表彰していただいたというわけです。
「受賞者」は、「各分野ごと」に選出されることになっており、今年、受賞された皆さんは、「地域連携」、「学校保健」、「生徒指導」、「学習指導」、「国語科の指導」、「保健体育科の指導」、「学校体育・学校保健」、「学習指導・生徒指導」、「部活動指導」という分野で選出されていました。
小学校の先生が5名、中学校が4名、高校が1名という内訳です。
私が受賞した時の分野は、「生徒指導」でした。
この中から数名が、翌年「文部科学省優秀教職員表彰」に推薦を受け、次は文部科学省の「表彰式」に参加することになります。
私もなぜか、当時推薦していただき、翌年に東京で行われた「文部科学省優秀教職員表彰式」に参加さていただきました。
そして、その年に「最後の受検」と心に決めて受けた「管理職試験」に合格し、今のような人生を送ることになったわけです。
今年も多くの将来を有望視される先生方が表彰を受けました。
この先生方が中心になり、これからの熊本市の教育を引っ張っていかれるんだなということを実感したひと時でした。
受賞された先生方、おめでとうございます。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。