YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

「学校訪問」って知ってますか?

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

みなさん、「学校訪問」って知ってますか?

「学校訪問」ですので、誰かが学校を訪問するのですが、われわれ学校現場で働く者の世界での「学校訪問」とは、その学校を管轄する教育委員会事務局の指導主事などが学校を訪問をし、指導する行事のことを指します。

その「学校訪問」が、昨日(10月10日)、千原台高校で行われましたので、今日はこの話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

千原台高校のような「熊本市立」の学校を管轄する「熊本市教育委員会」の部署は、「学校教育部」と「教育総務部」に分かれています。

「教育総務部」というのは、おもに「予算」や「施設管理」を統括する部署ですので、「学校訪問」に関わることはありません。

「学校教育部」は、さらに、「指導課」「総合支援課」「教育改革課」「教育センター」「人権教育指導室」「教職員課」などに分かれており、以前は「総合訪問」という形で、すべての課の指導主事や上席(教育審議員、課長等の指導主事の上司)の皆さんが一斉に訪問される形もあったのですが、現在は、各課ごとの「学校訪問」が主流になっています。

今年度、千原台高校では「教職員課学校訪問」と「指導課・教育センター学校訪問」が行われることになっており、昨日あったのは「教職員課学校訪問」でした。

教育委員会事務局から訪問されたのは、教育次長、教職員課教育審議員、同主任指導主事の3名です。

対応するのは、おもに校長と2名の教頭です。

「教職員課」という部署は、その名の通り「教職員の人事・給与等を管理する部署」ですから、そこから指導を受ける対象は「管理職」ということになります。(高校の管理職には、事務長も含まれますが、事務長の部署は「教育総務部」なので、「学校訪問」には関わりません。)

ということで、「開会行事」では、「教育委員会挨拶」に引き続き「校長挨拶」が行われ、その後、「校長、教育次長、教育審議員」「教頭、主任指導主事」という2グループに分かれての「ヒアリング」が約1時間行われました。

次のプログラムは「授業視察」です。

3名のお客様と校長、2人の教頭の計6名で3時間目のすべての授業を見て回りました。

「授業視察」の前に、

「普段通りの授業をしてくださいと先生方には言ってあります。」

「ただ、手前味噌ですが、私が着任した4年前からすると、先生方の授業に取り組む姿勢が変わってきていて、授業中寝ている生徒がいるということはほとんどなくなりました。」

と話していました。

私は、毎日「授業巡回」を1日に1回は行うことを日課にしており、その時と同じような授業が展開されていました。

帰り際には、教育次長から、

「生徒たち、みんな頑張っていましたね。」

という言葉もかけていただき、無事に「学校訪問」が終了しました。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。