どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のブログは、J2リーグ38節ベガルタ仙台対ロアッソ熊本戦のプレビューです。よろしくお付き合いください。
「リーグ戦14戦勝ちなし」という長いトンネルを抜けてからは、「3連勝」を達成し、勢いのあるロアッソ熊本ですが、ケガや体調不良による戦線離脱者が相次ぎ、「台所事情は火の車」という状態です。
そんな中で迎える仙台戦です。私は「仙台戦で勝利すれば、残留はほぼ確定」と考えています。熊本にとっては、この試合で「残留」を決定的にし、すっきりと天皇杯準決勝に臨めるかという大切な一戦です。
一方の仙台は、現在、3連敗中。順位も18位まで下がってきており、こちらも残留争いを抜け出すためには、「絶対に負けられない戦い」となります。
では、早速、「先発予想メンバー」から。
熊本の先発予想メンバーは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 豊田、上村、田辺、伊東
FW 粟飯原、竹本、東山
前節、先発したものの負傷交代した大本の出場は難しいだろうということで、大本に代わって入った田辺の先発を予想しました。平川は、今節もベンチスタートと予想しています。離脱中の島村、松岡の復帰があるかどうかが注目です。
対する仙台は4-1-4-1の布陣。注目選手は、昨シーズンまで熊本に在籍していたDF菅田と言いたいところだったのですが、菅田は累積警告により、この試合は出場停止です。攻撃の中心になっているのは、MF鎌田大夢。日本代表・鎌田大地の弟さんです。
次に「仙台の特徴」です。
仙台は「ボールポゼッションを志向するチーム」と言えます。前節の千葉戦でも1-3で負けはしたものの、「ポゼッション率」では千葉を上回っていました。
熊本戦でも「GKを含めたDFラインからのビルドアップ」で試合を組み立てようとしてくることが予想されます。
これを踏まえての「熊本が勝利するためのポイント」は…、
次の3つをあげます。
①ハイプレス
前節の徳島戦と同じポイントになります。
「ポゼッション志向」のチームに対しては、「必須のポイント」です。これを続けることで「相手のリズムを作らせない」、「相手のボールを奪ってのショートカウンターを狙える」という効果が期待できます。
②ゴールへ直結するプレー
逆に言えば、熊本も「ポゼッション志向」のチームですから、相手も「ハイプレス」をかけてくる可能性が高いわけです。
そこで、有効になるのが「ゴールへ直結するプレー」。
徳島戦はこれが実を結び、大西のロングパスに反応して、相手DFラインの裏をついた伊東が決勝ゴールを決めています。
③シュートの意識
とは言え、相手にとっても「ハイプレス」をかけ続けるのは、体力的に難しくなってきます。
そうすると、今度は「リトリート(自陣に守備ブロックを築いて守りを固める戦術)」に切り替えて来る可能性が高まります。
そこで、重要になるののが、「ミドルシュートを積極的に放つ」などの「シュートの意識」です。
この3つを実践し、4連勝を飾ってもらえるように、みんなで声援を送りましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。