YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】18000人の観衆の中で撃沈… 藤枝に0-2負け

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

ロアッソ熊本のメインスポンサーである「平田機工サンクスマッチ」として行われたJ2リーグ34節ロアッソ熊本藤枝MYFCの一戦は、ロアッソ熊本が18,000人の大観衆の声援に応えることは出来ず、0-2で敗れるという結果になりました。

今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。

熊本の先発は、

GK 田代

DF 黒木、江崎、大西

MF 大本、上村、田辺、平川

FW 島村、竹本、松岡

ケガで戦線を離脱していたDF大西が先発に復帰しました。また、ベンチには、同じくケガから復帰したFW伊東と出場停止明けの粟飯原が入っています。

対する藤枝は、3-4-2-1の布陣。前節からは2人の選手が入れ替わりました。注目選手は、以前、熊本に在籍していたDF小笠原とMF水野。攻撃の中心になるのは、背番号10を背負うMF横山です。

前節の千葉戦では、相手にポゼッションを取られていた熊本でしたが、この試合は立ち上がりから熊本がボールを保持する時間が続きました。

しかし、決定機を作ることは出来ず、0-0で前半を終了します。

ハーフタイムに熊本ベンチが動きました。田辺→大崎という1枚目の交替カードを切って、大崎がセンターFWに入り、竹本が左MFにポジションを移しました。

後半に入ってもボールを保持していたのは熊本だったのですが…。

5-4-1の陣形にして、「自陣で守備ブロックを作りカウンターを狙う」という戦い方をしてきた藤枝に、逆にチャンスをつくられる場面が増え始めます。

そんな後半24分でした。藤枝の右からのコーナーキックのボールがセットプレーのために上がってきていた藤枝のDF小笠原の前に入り、小笠原がワンタッチでシュート。このシュートが熊本のゴールネットを揺らしました。

さらに、個半31分には、藤枝の右のウイングバック久富にシュートを決められて、2点目を失います。

こうなると、藤枝の「自陣で守備ブロックを作りカウンターを狙う」という戦術がますます有効となります。

藤枝の守備ブロックの周りでボールを動かすことしかできない時間が続いた熊本は、終盤には、ロングボールをゴール前に上げて、セカンドボールを拾ってからのチャンスを作ろうとしますが、これも功を奏さず、試合終了のホイッスルを聴くことになりました。

これで、熊本の勝ち点は「34」のまま。順位も20位のままです。

「この藤枝戦、次節の大宮戦、その次の栃木戦の3戦が、J2残留のための山場」とみていた私にとってもショッキングな敗戦となりました。

天皇杯では、J1を相手にあれだけ良い勝ち方をしているのに、J2の下位のチームにどうして勝てないの?」

という質問をよく受けます。

その質問に対する私の考え方は、こうです。

「J2リーグでは、相手がロアッソの戦い方を研究し『ロアッソが嫌がる戦術』を実行してくるから。」

この藤枝戦もまさにそうでした。

では、その状況を打破するために必要なことは…。

そのことについては、次の大宮戦の「プレビュー」の中でお話ししたいと思います。

SNSでは、熊本サポーターの様々な意見が飛び交っていますが、大木監督をはじめとするスタッフと選手たちの「最後まで戦いきる」という姿勢を信じて、声援を送り続けましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。