YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

シリーズ「校長の仕事」 ~就職・公務員志望者激励会編~

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日は、久しぶりの、

シリーズ「校長の仕事」

です。先日行われた「就職・公務員志望者激励会」の話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

今回、この会に参加した生徒たちは33名。この秋、企業の就職試験や公務員試験にチャレンジする生徒たちです。

私が着任する前には、50名ほどの就職・公務員志望者がいたと聞いていますが、着任した4年前がちょうどコロナ禍の始まりだったこともあり、年々、その数は減ってきています。

千原台高校の就職希望者の特徴は「ほとんどが地元の企業への就職を希望している」という点です。

「高卒就職者の地元離れ」が大きな課題となっている熊本県において、これはとても素晴らしい特徴です。

この会での「校長激励の言葉」で、私は次のような話をしました。

[校長激励の言葉]

 就職・公務員志望者の皆さん、こんにちは。

 まずは、皆さんが高校を卒業後にすぐに社会人になりたいという選択をしたことに敬意を表します。

 その理由は、三つあります。

 一つ目は、「皆さんはとても親孝行である」ということです。私にも4人の子どもがいますので、親として経験しましたが、子どもを専門学校や大学に進学させるとかなりの経済的な負担がかかります。それがなくなるのは、親御さんにとってはとてもありがたいことです。

 二つ目は、「お金を稼ぎ、税金を納める人になる。」という点です。千原台高校は公立高校ですので、社会人の皆さんが収めてくださった税金の一部をいただいて学校を運営しています。また、道路が整備されたり、様々な公共施設を利用できたりしているのも税金を納めてくれる人たちのおかげなのです。

 三つ目は、「働くことによって、人を喜ばせる存在になる。」という点です。企業に就職した人はお客様に、公務員になった人は市民、国民に喜んでもらうお仕事をすることになります。これは、素晴らしいことです。

 ただ、そのような存在になるためには、就職試験や公務員試験に合格し、その切符を自らの手でつかまねばなりません。

 次にそのためのポイントを三つ教えます。それは、次の三つです。

① 面接は、「自分という商品」を売り込む場である。

② 売り込むためには、「自分の強み」を認知しておく必要がある。(メタ認知

③ 相手(企業や自治体の面接管)が求めているものは何かを知っておく必要がある。

(この後に、この3つについて説明しましたが、ここでは省略します。) 

 最後に皆さんが目標を達成するために、有効なことを二つ紹介します。この二つを試験の日まで是非、実践してみてください。

 一つ目は、「笑顔でさわやかな挨拶の励行」です。これが出来る人の印象はぐんと良くなります。

 二つ目は、「『ありがとう』と言われるゲーム」の実践です。一日に四回以上、誰かから「ありがとう」と言われる行動が出来れば勝ちです。

 私も校長になった時にこのゲームのことを知り、挑戦してみました。これが出来るようになると、その人の周りに笑顔があふれるようになり、その人自身も自然な笑顔が出るようになります。

 ぜひ、この二つにチャレンジし、皆さんの目標を達成してください。

 これで、激励の言葉を終わります。

千原台高校の就職・公務員志望者の全員が目標を達成できるように全力でサポートしていきます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。