どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日(5月17日)に熊本市のえがお健康スタジアムで行われたJ2リーグ第16節、ロアッソ熊本対ヴェガルタ仙台の一戦は、これまでに一度も勝利できていない仙台を相手に良い内容の時間帯もあったものの、熊本が仙台からゴールを奪うことは出来ずに、熊本にとっては痛い0-1での敗戦となりました。
今日のブログでは、この一戦を振り返ります。
まずは、熊本の先発メンバーです。
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、藤田、平川
FW 竹本、石川、松岡
右のMFで大本が移籍後初先発。熊本としては、5試合ぶりのスタメン変更となりました。そのために、藤田が右MFから左MFに回り、竹本が右FWで先発したために、右FWでここ4試合先発していた島村がベンチスタートです。前節出場停止だった粟飯原もベンチに戻ってきました。
対する仙台は、4-4-2の布陣。こちらは、前節と全く同じ顔触れです。
試合は、熊本が主導権を握る展開で始まりました。熊本が得意とする「テンポとリズムのあるパス回し」でボールをポゼッションし、熊本の目指すサッカーを展開していました。
ただ、前半の枠内シュートは「0」という数字が示すように、
「『崩しのプレー』と『シュート精度』が物足りないけど、後半には点を取ってくれるだろう。」
という楽観的な感想の中で、0-0で試合を折り返します。
しかし、この私の楽観論は、後半2分にあっさりと覆ってしまいます。
ペナルティーエリア外側で仙台がボールを奪うと、これをMF相良につなぎ、相良が右足を一閃。ショートは熊本のゴールに吸い込まれ、仙台が見事な先制点を奪います。
余談ですが、仙台の相良選手の父親は、ロアッソ熊本の前身チームであるアルエット熊本のストライカーとして活躍された方で、私も現役時代に何度も対戦し、ゴールを奪われた思い出があります。
その後、熊本は竹本、松岡→粟飯原、島村の2枚替え、藤田→田辺、石川→道脇という交代カードを切って、反撃を試みますが、ついに仙台からゴールを奪うことは出来ずに、0-1の痛い敗戦となりました。
私の感想は次の通りです。
「負けはしたものの、仙台を相手にポゼッションできる力が熊本についていることは、証明できた。」
「課題は、『崩しのプレー』と『シュート精度』。」
課題が見えた一戦だっただけに、中三日しかありませんが、課題を修正して、次節の水戸戦では、サポーターに勝利を届けてくれると信じています!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。