YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】徳島と悔しい引き分け 試合内容には「光」も…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

J2リーグ第7節、ロアッソ熊本徳島ヴォルティスの一戦は、ロアッソ熊本が先制点を奪うも、その直後に失点を喫してしまい、熊本にとっては「悔しい引き分け」という結果となりました。

私は、引き分けには三種類あると考えています。一つ目は、「勝ち点1を奪ったと言える引き分け」。二つ目は、「勝ち点2を失ったと言える引き分け」。三つ目が「イーブンな引き分け」です。

この試合の引き分けは「勝ち点2を失った引き分け」になると考えます。

ただ、2連敗した前節までの試合に比べると試合内容に「光」も見えてきました。その点は最後にお話ししますので、よろしくお付き合いください。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 田代

DF 黒木、江崎、相澤

MF 三島、上村、竹本、平川

FW 粟飯原、石川、松岡

私は、「前節までと同じメンバー」を予想していましたが、右のFWに島村に代わって粟飯原が入るという形になっていました。この変更については、「より前線でのプレスが強くなる」という効果が期待でき、納得です。

対する徳島の布陣は、4-3-3。注目の柿谷はベンチからのスタートでした。

試合の立ち上がりは、徳島がボールを支配し熊本のゴールに迫ります。前半3分、12分、13分と立て続けにシュートを放ちますが、これは先制ゴールとはなりません。

そんな中で熊本の選手にアクシデントがおきます。三島が膝の内側あたりを痛めてプレー続行が出来なくなり、代わりに藤田がピッチに立ちました。

熊本は、前半15分を過ぎたころから「プレビュー(展望)」でポイントの一つにあげた「相手陣内で戦う」ということがやっとでき始め、徐々に試合の主導権が熊本の方に移っていきました。

ただ、前半にゴールを奪うことは出来ず、0-0で前半を終了します。

試合が動いたのは後半9分でした。

徳島が出した縦パスを熊本の選手がカットすると、そのボールを受けた平川はゴールに向かってドリブルで仕掛けます。ペナルティーエリアの手前で左足を振り抜き、鋭いシュートを放つと、ボールは徳島のゴールに突き刺さり、見事な先制ゴールとなりました。

しかし、残念ながら熊本が先制点を奪った直後の後半11分、徳島に同点ゴールを奪われてしまいます。

徳島のFW渡が右サイドをドリブルで崩し、中央に折り返すと、MF児玉が正確なシュートを放ち、熊本のゴールネットを揺らしました。

このあと熊本は、後半31分に竹本→田辺、43分に石川→道脇という交代カードを切りながら、再三、徳島のゴールに迫りますが、ついに勝ち越し点を奪うことは出来ず、試合は1-1の引き分けで終わりました。

では、この試合でみえた「光」とは…

これまでずっと「ポイント」にあげ続けてきた「相手陣内で戦う」ということが、この試合のほとんどの時間帯で出来ていたという点です。

また、この試合のポイントの一つにしていた「シュートの意識」も高まっていました。

あとは、それをゴールに結びつけるだけです!

長崎戦、東京V戦、徳島戦と試合を重ねる中で、試合の内容は少しずつ「上向き」になってきています。次節の金沢戦では、必ず「勝ち点3」をつかんでくれると信じましょう。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。