YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ラグビー日本代表 「OUR TEAM」 の本領発揮! サモアを破り、さらに前進!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

ラグビー日本代表 「OUR TEAM」 の本領発揮! サモアを破り、さらに前進!

このブログで初めてのラグビーの話題です。

現在の時刻は、9月29日㈮午前6時ちょうど。

つまり、ラグビーW杯で日本代表がサモア代表に28-20で勝利した直後にこのブログを書いています。

ご存じの通り、ラグビーの起源はイングランドパブリックスクールラグビー校でフットボールの試合中に一人の少年がボールを持って走り始めたことだと言われており、サッカーとラグビーはまさに「兄弟種目」です。

私の高校時代、濟々黌サッカー部は、ラグビー部とグラウンドを共有していて、いつもハーフコートずつを使って練習していました。

ということで、もちろん、私は大の「ラグビーファン」でもあります。

4年前、日本で開催されたW杯の日本代表の試合は、全試合テレビのライブ中継で観ましたし、今大会も初戦のチリ戦、2戦目のイングランド戦、そして、さきほど終わったばかりのサモア戦と3試合ともに、テレビでライブ観戦しています。

この試合をテレビ観戦して、心を動かされたことを三つお話しします。

一つ目は、「スラムハーフ流選手の突然の欠場と急遽スタメン入りした斎藤選手の活躍」です。

スクラムハーフの流選手は、熊本県の荒尾高校(現岱志高校)の出身ということで、以前から注目していた選手であり、今大会では、チームの副キャプテンとして日本代表をけん引するプレーをみせていました。

2日前の「スタメン発表」では、名前が入っていたのですが、今日の試合には出場しておらず、ちょっと残念な気持ちでキックオフを迎えたのですが…。

代わりに出場した斎藤選手は、その不安感を払しょくするプレーをみせてくれました。

まさに「誰が出場しても同じようなプレーができる」という「強いチームの条件」を今のラグビー日本代表が満たしていることを証明してくれたと思います。

二つ目は、「柱」といわれる「ベンチ外のFWメンバー」の存在です。

ラグビーの試合中に行われる「スクラム」を組むためには8人の選手が必要です。

スクラム練習を対人で行うためには16人のFWの選手が必要になるわけです。このW杯にも16人のFWが来ているわけですが、その全員をベンチに入れることは出来ません。

そのために、同じような厳しい練習に参加しつつ、試合では「ベンチ外」となりスタンドから試合を見つめるFW選手のことを「柱」と呼んでいるそうです。

試合の中継の中でもFW堀江選手の「自分たちのスクラムは『柱』のみんながいてこそ。『柱』のメンバーのためにも、絶対にスクラムで負けるわけにはいかない。」というコメントが紹介されていました。

まさに、この精神こそ「OUR TEAM」なのだと感じました。

三つ目は、試合直後のスタンドオフ(背番号10)松田選手のインタビューです。

松田選手は、ここまでペナルティーキック、コンバージョンキックの成功率100%という驚異的な記録を残して、この試合に臨んでいました。

この試合でも、素晴らしいキックをみせていたのですが…。

トライ後のコンバージョンキックがこの大会で初めて1本だけ外れてしまいました。しかし、この試合でも外れたのはその1本だけ。そのほかのキックはすべて成功させているのです。

その松田選手が次のように話しています。

「試合に勝てたことは本当に嬉しいです。

 ただ、僕がコンバージョンキックを1本外したことによって、チームが苦しい時間帯を迎えることになったと思っています。

 今後、さら良いキックが出来るように精進していきたいと思います。」

この松田選手の言葉を聞いて、元日本代表のキャプテンで昭和から平成にかけての時代に日本のラグビー界をけん引された故平尾誠二さんの著書の中に、「自分に矢印を向ける」という言葉があったことを思い出しました。

日本ラグビー界に脈々と流れる続けている「文化」を受け継ぎつつ、さらに前進するラグビー日本代表「OUR TEAM」の更なる活躍に期待が膨らみます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。