どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
サッカー日本代表 欧州遠征で2連勝! 森保JAPAN強さの要因(後編)
サッカー日本代表の欧州遠征2戦目トルコ戦の振返りと森保JAPANの強さの要因についてお話しします。よろしくお付き合いください。
トルコ戦の日本の先発は、
GK 中村航
DF 毎熊、谷口、町田、伊藤洋
守備的MF 伊東敦、田中
攻撃的MF 堂安、久保、中村敬
FW 古橋
ドイツ戦でも先発したのは、DF伊藤洋のみ。10名の選手を入れ替えました。この選手起用に森保監督の強化試合に向けての姿勢が現れています。
対するトルコは、4-3-3の布陣。セリエAインテルで中心選手として活躍しているチャルハノールはベンチスタートでしたが、先発した選手のほとんどは欧州の主要リーグでプレーしています。
先発10人を入れ替えたことから、立ち上がりこそ攻守においてぎこちなさが見えた日本でしたが、久保が低い位置におりたり、右の堂安とポジションチェンジしたりして攻撃を組み立てるようになってからは、日本のペースで試合は進みました。
そんな前半15分、日本が先制ゴールを奪います。
ペナルティーエリア付近右45度のあたりで、MF伊藤敦と堂安がワンツー。最後は伊藤敦が豪快なシュートを放ち、トルコのゴールネットを揺らしました。
続く前半28分、36分にも中村敬が連続ゴールを決めて、3-0と日本がリードを広げます。
このまま前半終了かと思っていたのですが…。
前半終了が近づいた44分、今度はトルコがフリーキックの流れから1点を返し、スコアは3-1となります。
このプレーでGK中村航が負傷をしてしまい、GKにはシュミットダニエルが入ります。これにより、今回招集した3人のGK全員がピッチに立つことになりました。
後半に入ると、守備の重心が後ろにかかる時間帯が続き、トルコのシュート場面が増えてきました。
そんな後半16分、日本はトルコのシュートカウンター受け、さらに失点をしてしまいます。
ここで、日本ベンチが動きました。後半18分伊藤敦→遠藤、34分に町田→冨安というカードを切ります。
この2人の投入で、落ち着きを取り戻した日本は、後半33分、伊東がドリブルで独走しペナルティーエリアに進入したところでファールを受けてPKを獲得。このPKを伊東自身が決めて追加点を奪い、最終スコア4-2で試合は終了。
ドイツ戦に続いて2連勝で欧州遠征を終えました。
この2試合を観た多くの人たちが、
「サッカー日本代表、強えー!」
と思ってもらえたことだと思います。
そこで、最後に私が考える「森保JAPAN強さの要因」を三つお話しします。
一つ目は、「積み上げ」です。
森保監督は、「W杯終了後も続投する初の日本代表監督」として、今を迎えています。日本サッカー協会(JFA)がこの選択をしてくれたことにより「積み上げ」が出来てきています。
二つ目は、「森保監督のパーソナリティー」です。
ドイツ戦を最後まで観ていただき、森保監督のインタビューをみられた方はお気づきかもしれませんが、森保監督が試合直後のインタビューで発した第一声は、
「おはようございます。」
でした。
試合は現地(ドイツ)時間のナイターの時間帯で行われ、その頃、現地は午後10時過ぎでした。日本時間は午前6時ごろだったのですが、ドイツとの激闘の直後に相手の立場を重んじたこの挨拶がすっと出てくるところに、森保監督のパーソナリティーが現れています。
全ての選手からリスペクトされる監督は一流です。
そして、三つ目は「選手たちの経験値」です。今回招集された26人のうち、23人が海外クラブでプレーしています。多くの選手たちが、日々、厳しい環境の中でプレーしていることにより、選手個々の「経験値」が上がってきていることを強く感じました。
これからも、森保JAPNNを全力応援していきましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。