どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
サッカー日本代表 欧州遠征で2連勝! 森保JAPAN強さの要因(前編)
です。
サッカー日本代表が、欧州で強化試合を2試合行い、9月11日に行われたドイツ戦では4-1と完勝。昨日(9月12日)行われたトルコ戦でも4-2で勝利を飾りました。
今日は、この話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
まずは、1試合目のドイツ戦を簡単に振返ります。
日本の先発は、
GK 大迫
DF 菅原、板倉、冨安、伊藤洋
守備的MF 遠藤、守田
攻撃的MF 伊東純、鎌田、三笘
FW 上田
現時点のベストメンバーと言える布陣で臨みました。
とは言え、カタールW杯には出場していないGK大迫、DF菅原などのニューフェイスもメンバーに名を連ねています。
一方のドイツ代表の布陣も同じく4-2-3-1。こちらも「監督の去就」に関わる一戦ということで、ほぼベストメンバーという顔ぶれの先発を組んでいます。
先制点を奪ったのは日本でした。
前半11分、冨安のサイドチェンジのパスを受けた鎌田が相手選手を引き付けてから、オーバーラップしてきた右サイドDF菅原にパスを送ると、菅原はドリブルで切り込んだ後、中央に鋭いクロスを供給します。このクロスに伊東が見事に合わせて、ドイツのゴールネットを揺らしました。
前半19分に、ドイツの右MFサネにゴールされて、一旦は1-1とされるも、直後の前半21分でした。
再び、冨安からのロングパスが起点となり、菅原が中央へクロスを供給、最後は上田がしっかりと右足で合わせて2点目のゴールを奪いました。
前半は、このまま2-1と日本がリードして終わります。
後半に入ると、日本はDF谷口を投入し、フォーメーションを4-2-3-1から、3-5-1に変更。
守備時には両サイドのMFがDFラインに入って5-4-1のブロックを築いて守備をするという選択をしました。
この戦術変更により、「守備の重心」が後ろにかかることになり、ドイツに押し込まれて自陣でプレーする時間が長くなります。
しかし、5人と4人で築いた2列のブロックでドイツの攻撃を防ぎ続け、時おりカウンターを繰り出すという展開で相手にゴールを許しません。
そんな後半44分でした。途中出場で入っていた久保がハーフライン付近で相手のパスをカットすると、そのままドリブルで独走。最後は並走していた同じく途中出場のFW浅野にパス。浅野が難なくシュートを決めて勝負を決定づける3点目。
さらにアディショナルタイムに入ってた後半49分にも、再び右サイドMF久保からのクロスを、これも途中出場のMF田中がヘディングシュートで追加点を奪います。
試合は、このまま4-1で終了。
カタールW杯で勝利して世界を驚かせたドイツ代表に対して、「貫禄勝ち」とも言えるような見事な試合内容で完勝を飾りました。
ちなみに、ドイツ代表の監督は日本戦のあとに更迭される結果となっています。
この勝利には、2つの大きな意味があります。
一つ目は、「世界の列強と言われるドイツ代表に対して、内容でも上回る勝利をおさめた。」という点です。これは、説明の必要もないと思います。
もう一つは、「後半から戦術変更をした中で、勝利をおさめた。」という点です。
世界の強豪国を相手にして、リードした状況の中で「守備的布陣」に切り替えて、「逃げ切る試合」をするのは難易度が高いことなのですが、その上に追加点まで奪ったというのは、100点満点どころか120点をつけたいくらいの内容でした。
ということで、かなりの字数になりましたので、「トルコ戦の振返り」と「森保JAPANの強さの要因」は次の(後編)でお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。