どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「南さん、南さんの家で一緒にドイツ戦、観に来ていいですか!」
数日前に、サッカー指導者仲間の後輩から電話があり、
「いいよ。」
「ありがとうございます。じゃあ、2~3人連れてきます!」
ということで、昨夜(11月23日)の午後9時過ぎ、3人の後輩指導者が我が家にやって来ました。
カタールW杯・日本対ドイツ戦の「ミニパブリックビューイング」です。
キックオフは、午後10時。それまでの時間は、サッカー談義に花が咲きました。
そして、いよいよキックオフ。
日本の先発メンバーは、
GK 権田
DF 酒井、板倉、吉田、長友
守備的MF 遠藤、田中、
攻撃的MF 伊東、鎌田、久保
FW 前田
の11人。4-2-3-1の布陣です。強化試合・アメリカ戦と同じメンバーを組みました。
対するドイツも日本と同じく4-2-3-1の布陣。
ドイツ・ブンデスリーガーの強豪・バイエルンミュンヘンに所属する選手が5人。他の選手もレアルマドリード(スペイン)、マンチェスターシティー、チェルシー(以上イングランド)など世界の名だたる「ビッグクラブ」で主力として活躍しているそうそうたるメンバーが並んでいます。
最高の緊張感の中で試合が始まりました。
最初にチャンスを作ったのは日本でした。
前半8分、中盤で狙い通りにMF鎌田が相手のボールを奪うと、「ショートカウンター」を仕掛けます。
右MFの伊東に展開すると伊東は、得意の「高速ドリブル」で右サイドを駆け上がり、中央へ鋭いクロスを送ります。これをFW前田がシュート。ドイツのゴールネット揺らしました。
「日本、先制点!」
かと思いきや、これは「オフサイド」の判定となり、先制ゴールとはなりません。
このあとは、徐々にドイツが主導権を握り始めます。
ドイツの左サイドDF・ラウムが高いポジションをとることにより、日本の攻撃の起点となるはずの右MF伊東が自陣に戻って守備をせざるを得なくなり、日本陣内に押し込まれる時間帯が続きました。
そんな、前半32分、ドイツが右サイドで起点を創ると、このボールを左サイドに展開。フリーでペナルティーエリアに進入すると、たまらずGK権田が飛び出し、相手選手を倒してしまい、PKの判定。
このPKをドイツのMF・ギュンドアンが冷静に決めて、1-0とドイツがリードします。
このあとも、ドイツの攻撃が続き、日本は何度も「追加点のピンチ」を迎えますが、何とか失点を免れて、0-1で前半を終了。
ハーフタイム、我が家の「ミニパブリックビューイング会場」では、「いかにして、日本の劣勢を建て直すか?」で喧々諤々。
「3バックにする手もあると思うけど…」
と言っていたところ…
日本ベンチが、ハーフタイムに動きます。久保→冨安。これにより、日本の布陣は3-4-2-1となりました。
そして、後半のキックオフの笛。
この布陣の変更により、前半に苦しめられた「左サイドDF・ラウムへの対応」もしやすくなり、「防戦一方」の戦況が変化し始めました。
ここからどのようにして「ドーハの歓喜」につながっていくのか?
この続きは、明日の(後編)でお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。