どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
それた、あと一つ、LGBT教育アドバイザーとしても活動しています。
「今日は、よろしくお願いします!」
昨日(11月22日)の放課後、校長室を訪ねてくれたのは、「熊本県Unicef実行委員会」の「ジェンダー平等班」でリーダーを務める熊本県立大津高校の3年生です。
その後、次々とメンバーが集いました。
メンバーの構成は、大津高校1名、国府高校1名、熊本県立第一高校3名、千原台高校3名の計8名です。
12月9日㈮の午後、熊本県立劇劇で行われる「Unicef実行委員会」のイベントで登壇し、「SDGsの5番目の目標」となっている「ジェンダー平等の実現」について意見発表をするということで、「LGBT教育について学びたい」と私を訪ねてくれました。
私に与えられた時間は、午後4時半から5時半までの1時間。
私が普段行っている講話や講演の対象者は、「中高校生」、「学校の教職員」、「PTAや自治会などの一般の大人の方々」です。その対象者によって伝える内容を少しずつ変えています。
今回の対象者は高校生ですが、放課後にわざわざ遠くの学校から千原台高校まで来て私の話を聞きたいと望んでくれる「意識高い系」の生徒たちです。日頃の「中高校生向け」の内容だけでなく「大人向け」の内容もぜひ伝えたいと考えました。
しかし、それらすべてをいつものやり方で伝えていては、1時間では時間が足りません。そこで、「ワークショップ形式」で進めることにしました。
まずは、いつもの「自己紹介」。その後に、「SDGsの17の目標」と「5番目の目標・ジェンダー平等の実現」について話し、「ジェンダーとは何か?」、「なぜ、LGBT教育がジェンダー平等の実現に寄与するのか」を話しました。
その後、次のコンテンツを示します。
A LGBTQ+についての基礎知識
B 当事者の割合
C カミングアウトへの対応
D アウティング
E ソジハラ
F ここ最近の社会の動き
G 質疑応答
ここからは、「ワークショップ形式」で進めました。
「これらのコンテンツをみて、『こんなことは、知っています』ということと、『これって何だ?もっと知りたい!』ということをなるべくたくさん考えてください。」
と発問し、4人グループで意見を出し合ってもらいました。
生徒たちが「これって何だ?もっと知りたい!」と思ったコンテンツのトップは、「F ソジハラ」でした。
なので、「ソジハラ」について最初に説明し、そのあと「カミングアウトへの対応」、「ここ最近の社会(学校)の動き」と話を進め、最後にいつものクロージングビデオをみてもらって、あっという間の1時間が過ぎました。
瞳を輝かせて私の話を来てくれる高校生とともに過ごせた充実の1時間でした。
今日は、午後から菊池市PTA協議会で講演会をさせていただくことになっています。こちらも「一生懸命はカッコイイ!」の精神で全力で臨みます!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。