YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【サッカー】熱い戦いが続いています! 「EURO2024」&「コパアメリカ」(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

【サッカー】熱い戦いが続いています! 「EURO2024」&「コパアメリカ」(前編)

です。

「EURO2024」&「コパアメリカ

と言われても多くの方が、「それって何?」と思われるかもしれません。

その疑問へのお答えも含めてお話ししていきます。よろしくお付き合いください。

「EURO2024」とは、「2024年ヨーロッパサッカー選手権大会」の通称です。ヨーロッパの予選を勝ち抜いた24か国が出場し、現在、ドイツで開催されています。

コパアメリカ」とは、「サッカー南米選手権大会」の通称です。ヨーロッパに比べると南米は国の数が少ないこともあり、この大会にはヨーロッパ以外の国々が招待されることもあります。かつての大会には、日本代表も「招待国」として参加したことがあります。

今回は、「北中米諸国」が「招待参加」していて、アメリカ合衆国で開催されています。

どちらの大会も6月下旬に開幕し、現在、大会も中盤に差し掛かったところです。

両大会には、アルゼンチンのメッシやフランスのエムバぺといった世界のスーパースターをはじめとしたいわゆる「ワールドクラス」の選手たちが数多く出場しています。

「スポーツは筋書きのないドラマ」と言われますが、この大会でもすでに「数々のドラマ」が産まれており、まさに「感動の連続」です。

今日は、その中のそれぞれ一試合をご紹介します。

まず、「EURO2024」から紹介したい一試合は、グループリーグBの第3節、クロアチア対イタリア戦です。

クロアチアと言えば、前回のW杯カタール大会で日本代表が負けてしまったチームということで、ご記憶の方も多いと思います。中心選手は、背番号10を背負い、チームの精神的支柱でもあるMFモドリッチです。

対するイタリアは、「アッズーリ(イタリア語で青という意味)」の愛称で知られる。「サッカー列強国」の一つであり、前回の「EURO」の優勝国でもあります。

グループBには「強豪国」のスペインがいたことから、クロアチア、イタリアともにスペインに敗れており、ここまでの成績はクロアチアが1分け1敗で「勝ち点2」、イタリアが1勝1敗で「勝ち点3」となっており、両国とも「この試合に勝てば、決勝トーナメント進出が決まる」という一戦でした。(各グループの2位までは、決勝トーナメント進出チーム決定。6グループの3位チームのうち成績上位の4チームが決勝トーナメントに進める。)

先にチャンスをつかんだのは、クロアチアでした。

後半10分、PKを獲得。キッカーは、もちろんキャプテンのモドリッチ(R.マドリ―)です。

ところが、狙いすまして蹴ったシュートは、イタリアの名手、GKドンナルンマ(パリSG)に弾かれてしまいます。

このこぼれ球を拾ったクロアチアは、ここからパスをつないで、ゴール前にクロスボールを供給。このボールに反応したのは、PKを止められた直後のMFモドリッチでした。鮮やかなシュートを放ち、ボールはイタリアのゴールネットを揺らしました!

PKを止められた直後にも関わらず、冷静にシュートを決めるモドリッチの「リバウンドメンタリティー」には、まさに脱帽です。

試合はこのまま進み、後半のアディショナルタイムにはいります。途中交代したモドリッチもベンチから「勝利の瞬間」を待ちわびていた後半50分でした。

まさに、イタリアの「ラストワンプレー」で、左サイドのペナルティーエリア付近でスルーパスを受けた途中出場のザッカーニがワンタッチでショートを放つと、ボールはきれいな弧を描いて、クロアチアのゴールに吸い込まれました。

このゴールと同時に試合終了。まさにクロアチアにとっては、「終了間際の悪夢」となってしまったのです。

このゴールにより、イタリアは2位となり決勝トーナメント進出を決め、クロアチアは予選リーグでの敗退が決まったのです。

まさに「筋書きのないドラマ」そのものの「熱戦」でした。

コパアメリカ」の「感動の一戦」については、(後編)でお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。