YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

なでしこ スペインから圧巻の4ゴール!膨らむ期待

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

なでしこジャパン」と言えば…

2011年の女子サッカーW杯で、澤穂希選手を中心に、当時、絶対王者として君臨していたアメリカを決勝戦で破り、優勝を飾ったシーンが思い出されます。

その「なでしこジャパン」が、2011年以来12年ぶりの優勝を目指して、ニュージーランドとオーストラリアで共同開催されているサッカーの「女子ワールド杯2023」に出場しています。

今日は、この話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

C組に入り、予選を戦っている「なでしこジャパン」は、初戦のザンビアに5-0、2戦目のコスタリカに2-0といずれも「クリーンシート」の完勝をおさめ、2勝0敗の勝ち点6で、すでに決勝トーナメント進出を決めています。

対するスペインもザンビアに5-0、コスタリカに3-0と2連勝。

C組の1位通過を争う一戦です。

ともに、勝ち点は「6」ですが、得失点差でスペインが1点上回っているために、「なでしこジャパン」がC組を1位通過するためには、この試合で勝利しなければなりません。

昨年11月の対戦では、主力不在のスペインに0-1と敗れており、「なでしこジャパン」にとっては、格上との対戦と言える試合でした。

ところが、その結果は…

前半12分に前に出てきたスペインのDFラインの裏をつき、宮澤が先制ゴールを奪うと、続く前半29分には植木が。さらに、前半40分には、再び宮澤がゴールを奪って、前半を3-0とリードして試合を折り返します。

さらに、後半の37分には、田中が右サイドからカットインして、見事なシュートを放ち、これまたスペインのゴールネットを揺らして4-0。

試合はこのまま終了し、スペインのビルダ監督に、

「監督をしていてこれほどの負けを経験したことはない。」

と言わしめるほどの圧巻の勝利となりました。

日本の女子サッカー界は、2011年のW杯の優勝により、一時期は大きな注目を集めたものの、その後、再び人気が低迷。

「女子スポーツの新しい歴史を開く」という意気込みでスタートした女子スポーツ初のプロスポーツリーグ「WEリーグ」も2年を過ぎて、集客には苦しんでいるという現状があります。

アメリカのプロ野球メジャーリーグ」、プロバスケットリーグ「NBL]、サッカーの「イングランドプレミアリーグ」などでは、今や「ビッグマネー」が動くスポーツビジネスの世界ですが、このプロスポーツの世界にも厳然としているのが、「男女間の収入のジェンダーギャップ」です。

日本でプロサッカー選手を夢見るすべての女子選手たちに、さらに大きな夢を与えるような「なでしこジャパン」の決勝トーナメントでの活躍に期待がふくらみます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。