どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
サッカー日本代表が、グループリーグで強豪国のドイツ、スペインを連破したことで、今や日本中でサッカー談義に花が咲いています。
そんな中で、日本時間の昨夜から決勝トーナメントが始まりました。
深夜0時から行われたオランダ対アメリカは、3-1でオランダが勝利。
早朝4時から行われたアルゼンチン対オーストラリアは2-1でアルゼンチンが勝利し、いずれも「グループリーグを1位で勝ち上がったチーム」がベスト8に進出しています。
この「法則」からいくと…
日本対クロアチアは、「グループリーグ1位」の日本の勝利!となるはずですが…
とは言え、クロアチアは前回大会準優勝の強豪国。簡単に勝てる相手ではありません。
そこで、今日は、この試合のポイントを3つあげて、それを実践するためのメンバー起用を考えていきます。
ポイントは、次の3つです。
① 堅固な守備
② 中盤を制す
③ 鬼プレス!
①は、スペイン戦でもポイントにしていました。MFモドリッチ(レアル・マドリード)を中心に高い攻撃力を誇るクロアチアに勝つためには、絶対に欠かせない条件です。
②は、クロアチアの「チームの特徴」からです。クロアチアのストロングポイントは、モドリッチ、コバチッチ(チェルシー)、ブロソビッチ(インテル)で構成する3人のMFです。いずれもヨーロッパのビッグクラブで中心選手として活躍しているMFであり、彼らに「自由にパスを出させない」ということが、ポイントになります。
③は、TBSのテレビ番組にゲストとして出演していたサッカー解説者・福田正博さん(元日本代表)の言葉を拝借しました。スペイン戦の後半冒頭、日本の前田、三笘、伊東などの前線の選手たちが、相手のDFに猛烈にプレスをかけ続けたプレーを現す言葉です。クロアチア戦でも、どこかの時間帯で「鬼プレス」をかけて、点を奪いたいところです。
この3つのポイントを実践するために最適な布陣は以下の通りだと考えます。
GK 権田
DF 山根、吉田、谷口、長友
守備的MF 遠藤、守田
攻撃的MF 伊東、鎌田、南野
FW 前田
フォーメーションは、あえて、スペイン戦で使った「3バック」ではなく、ドイツ戦、コスタリカ戦で使った「4バック」を選択しました。
また、冨安、三笘、堂安、田中といった選手たちをあえて「ベンチスタート」としています。
決勝トーナメントは、1発勝負。もし、同点で90分が過ぎれば、30分間の延長戦。それでも決着がつかなければ、PK戦となります。
そのレギュレーションも考えて、「勝負所で3バックに切り替える」という戦い方が妥当だと考えています。
では、このあとのメンバーチェンジはどうしていくのか…
その辺は、YouTube解説で詳しくお話ししていますので、そちらでご確認ください。
スペイン戦の試合後、森保監督も
「日本で多くの方が、画面の前で声援を送ってくださったことが、力になりました!」
と語っていました。
日本のサッカーファミリーの心を一つにして、精一杯の声援を送りましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。