YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本 今季初勝利! 上村 今季初先発で躍動!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

3月5日㈰、熊本市えがお健康スタジアムで行われたJ2リーグ第3節ロアッソ熊本大宮アルディージャの一戦は、3-0でロアッソ熊本が快心の勝利をおさめ、スタジアムのファン、サポーターに歓喜を与えました。

今日のブログでは、この一戦を振り返ります。

熊本の先発メンバーは、

GK 田代

DF 黒木、江崎、相澤

MF 三島、上村、竹本、平川

FW 島村、石川、松岡

出場停止明けの松岡が復帰して左のFWに入り、前節でも先発していた島村が右のFWに回って先発。ここ2試合アンカーのポジションで先発していた藤田に代わり、上村がアンカーのポジションで初先発です。

これまで、試合に負けても先発メンバーを大きく変えることは少なかった大木監督でしたが、この試合では3つのポジションの顔触れを変えてきました。

対する大宮は、4-4-2の布陣。先発の顔触れも前節と全く同じで、こちらは、私の「プレビュー」での予想通りでした。

試合は立ち上がりから熊本がペースを握ります。

戦前に「プレビュー」で「熊本が勝利するためのポイント」の一つとしてあげていた「相手陣内でプレーする」ことが出来ていて、熊本らしい「テンポとリズム」で気持ちよくボールが回ります。

前半5分には松岡のクロスを島村がシュート、6分には右サイドから松岡がドリブルで持ち込んでシュートを打つなど次々に良い形を作ります。

このような展開の中心にいたのは、今季初先発のMF上村でした。常にボールを受けられる位置に立ち、多くのボールを引き出して、攻撃にリズムを産み出しました。

そんな中で前半29分、熊本に待望の先制ゴールが産まれます。左サイドで起点を作り、そのボールを受けたMF竹本が右足のアウトサイドキックで右サイドの島村に絶妙のパスを送ります。これを受けた島村は冷静に相手のDFを交わして左足でシュート。このシュートが大宮のゴールに突き刺さりました。

続く前半33分には、ペナルティーエリア内で、松岡→島村→石川と細かいパスをつなぎ、最後は平川のシュートが決まって、あっという間に追加点を奪います。

その後、3枚替えを行うなどして、前線からのプレッシャーをかけて来る大宮に押し込まれる時間はあったもののの、後半39分、DFラインの裏に抜け出した石川に対して大宮のDFがファールを犯してレッドカードが出され、数的な優位となると反転攻勢。

途中交代で入っていた土信田、大崎、粟飯原の3トップが躍動し、後半49分には、粟飯原からのパスを土信田がスライディングシュートで押し込み、ダメ押しの3点目を奪って、見事に今季初勝利を手にしました。

この試合の収穫は、「プレビュー」で「熊本が勝利するためのポイント」としてあげていた3点、「クロスの守備」「相手陣内でプレーする」「先制点を奪う」の3つを完璧にやり遂げてくれたことです。この中でも得点を奪うために最も大切な「相手陣内でプレーする」ことに大きく貢献していたのは、今季初先発を果たしたMF上村でした。

もちらん、J2初ゴールをあげた島村や今季初ゴールをあげた平川のプレーも素晴らしかったのですが、「ゲームをつくる」という大切な役割を果たした上村がこの試合のMVPだと思います。

ただ、チームとしての課題もあります。それは、3点目のゴールの前に「試合を決めることが出来る決定機」が3度あったのですが、そこを決め切れなかったことです。

また、相手が前線からアグレッシブな守備をしてきた時間帯にペースを失う場面もみられました。

この二つは、かなり難度の高い「課題」ですが、「昨年以上の結果」を求めるためにはクリアしなければなりません。

とは言え、今季初勝利!そして、ホームのサポーターに歓喜を与えてくれた選手たちに心からの拍手を送りたいと思います。

この試合の振返りは、YouTubeでもお話ししています。

こちらも観てもらえると嬉しいです。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。