どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日、9月10日㈯に行われたJ2リーグ第35節・ロアッソ熊本対ヴィファーレン長崎の一戦は、エースFW高橋を欠きながらも攻撃陣が奮起した熊本が、長崎から3ゴールを奪い、3-1で完勝!
プレーオフの1回戦をホームで戦える4位に浮上しました!
今日は、この一戦を振り返ります。
熊本の先発は、
GK 佐藤
DF 黒木、菅田、イヨハ
MF 三島、河原、上村
FW 杉山、竹本、平川、坂本
体調不良でベンチからも外れた高橋のポジションには竹本が入り、いつもの竹本のポジションに移籍後初先発となる平川が入りました。
対する長崎は、4-2-3-1の布陣。今季途中就任のファビオ・カリーレ監督は「ボールを地面につけてサッカーをしたい」と語っており、「ポゼッションサッカー」を志向しています。
また、長崎と熊本の勝ち点差は3。
熊本にとっては、万が一この試合に負けると勝ち点で長崎に追いつかれてしまうという大一番です。
試合は立ち上がりから熊本のペースで進みます。
トライアングル(三角形)を作り、得意の「テンポとリズム」でボールをつなぎながら、チャンスを作る熊本のサッカーを立ち上がりからみせてくれました。
そんな前半12分、熊本の先制ゴールが産まれます。右サイドのFW杉山が送ったクロスをFW竹本が中央で見事に合わせてボレーシュート!長崎のゴールに突き刺さりました。
このあとも、熊本ペースで試合は進むのですが…
前半37分、長崎のカウンター攻撃に失点。一瞬のスキを突かれて同点となりました。
前半はこのまま1-1で終了。
ハーフタイムのメンバーチェンジはなし。スコアは同点とは言え、十分に満足のいく内容のゲームをしている証です。
後半も冷静に自分たちのサッカーを貫く熊本に、待望の勝ち越しゴールが産まれたのは、後半11分でした。
右からのコーナーキックを河原が蹴り、イヨハがヘディングシュート。これは、相手DFにクリアされますが、そこに待っていたのは、移籍後初先発の平川。こぼれ球を冷静にシュートし、勝ち越しのゴールを奪いました!
さらに後半23分には、平川のパスで抜け出した坂本がダメ押しの3点目。
プレーオフ圏内を争うライバル長崎に3-1の完勝です!
これで、順位は4位。残り試合は7試合です。
この順位以上に嬉しいのは、「ロアッソ熊本は、地力をつけている」ということが実感できる試合をしてくれたことです。
残り7戦を全勝し、自動昇格の2位以内まで順位を伸ばすつもりで、1試合、1試合、全力で戦っていきましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。