YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

ロアッソ熊本、死闘を制し、5位浮上!決勝ゴールは4月以来の先発、上村!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

「なかなか出場機会がなかった中で、何か一つでもチームにプラスになることをしたかった。」

4月27日の第12節・仙台戦以来の先発となった試合で、決勝ゴールを決めた上村周平選手の試合後のコメントです。

実直で誠実な上村選手らしいコメント。我々サポーターにとっても、本当に嬉しい嬉しい上村選手の活躍で、ロアッソ熊本が貴重な勝利をあげた第33節・ロアッソ熊本対東京V戦を振り返ります。

ここまでのロアッソ熊本は、勝ち点48の6位。プレーオフ出場圏内を死守するためには、絶対に勝利が必要な一戦です。

前回のホーム・栃木戦に続いて、「声出し応援」が許された試合。試合前からゴール裏のサポーターの声がスタジアム中に響いていました。

ロアッソの先発は、

GK 佐藤

DF 黒木、菅田、イヨハ

MF 三島、河原、上村

FW 杉山、高橋、竹本、伊東

出場停止の田辺に代わって上村が入り、菅田が3試合ぶりに先発に復帰しました。

対する東京Vは4-4-2の布陣。シーズン途中に城福浩監督が就任してからは、これまでのパスサッカーに加えて、「前線からの激しい守備と縦に早いサッカー」も志向しています。

立ち上がり、オープニングシュートを放ったのは東京Vでした。

前半4分、右サイドの縦パスに反応したのは、右MFの河村。深いところから、プルバックのボールを送り、走り込んだFW西谷がシュートを放ちますが、これはGKの正面へ。

続く6分には、熊本のFW高橋が、受けた縦パスを落とし、それを竹本がシュート。しかし、このシュートは惜しくもGKの好セーブにあい、得点とはなりません。

お互いに「アグレッシブな守備からの攻撃」をみせ、五分五分の立ち上がりでしたが、徐々にロアッソが得意のパス回しをみせる時間帯が長くなり、試合はロアッソペースになっていきました。

そんな前半の43分、ロアッソに待望の先制ゴールが産まれます。

右サイドからのボールを受けたFW伊東から、左サイドに開いていた上村にボールが渡ります。これを上村がペナルティーエリア内にカットインして入ると、そのまま思い切って右足を振り抜きシュート!ボールは、東京Vのゴールに吸い込まれていきました。

このまま1-0でロアッソがリードして、前半は終わりました。

ハーフタイムのメンバーチェンジは、東京Vのみ。ロアッソの選手交代はありませんでした。

後半もロアッソは数多くのチャンスを作ります。

特にビッグチャンスとなったのは、後半16分でした。DFからのロングパスに抜け出したのは、FW高橋。GKと1対1となります。しかし、ここは東京VのGKマテウスブロッキングでシュートを防ぎ、追加点は与えません。

このプレーで、GKの膝が高橋のわき腹に入ってしまい、負傷交代。代わってFW土信田が入りました。

このあとは、東京Vがボールを握る時間帯が増えてきて、ロアッソ熊本がゴール前で必死の守りをみせる場面も多くなります。

試合のアディショナルタイムは「6分」。さらに、アディショナルタイムに入ってからの負傷もあり、「7分30秒」の長い長いアディショナルタイムの後に、試合終了を告げる主審の笛が鳴り響きました。

ラジオ解説で出演していた「ヴィクトリーラジオ」の中継も、放送時間ギリギリで試合終了をお伝えし、「死闘」を制したロアッソ熊本が貴重な貴重な勝ち点3を手にして、5位に浮上です。

長い間先発から遠ざかっていた上村の活躍は、現在「ベンチ外」となっている選手たちに勇気を与え、さらにチームの「一体感」はアップするはずです。

次のホームでの大宮戦でも連勝を飾り、さらに上位に上がっていきましょう!

ちなみに、9月4日㈰の午後7時キックオフで行われる大宮戦も「ヴィクトリーラジオ」で中継します。私も2週連続で解説出演しますので、そちらもお楽しみに!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。