YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】清水を相手に健闘するも、悔しい敗戦…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

6月11日、熊本市えがお健康スタジアムで行われたJ2リーグ第20節、ロアッソ熊本清水エスパルスの一戦は、J2屈指の攻撃力を誇る清水を相手に、熊本がシュート数、コーナーキック数などで上回る試合をみせたものの、後半に1ゴールを奪われ、熊本の惜敗となりました。

今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。

熊本の先発メンバーは、

GK 田代

DF 阿部、黒木、大西

MF 大本、上村、竹本、平川

FW 島村、粟飯原、松岡

今節出場停止の江崎に代わって阿部が入りました。阿部は今シーズン初先発となります。

対する清水は、4-4-2の布陣。今シーズン多くの試合で使っていた4-2-3-1の布陣から組み替えて、2トップにチアゴサンタナとオ・セフンを起用しています。前節から4人のメンバーを入れ替えて、「新布陣」と言える先発メンバーでした。

試合は、立ち上がりこそお互いがボールを保持する「五分五分の展開」でしたが、徐々に熊本が、得意の「テンポとリズムのあるパス回し」をみせるようになり、試合の主導権を握り始めます。

前半21分には、左サイドから松岡がグラウンダーのクロスを中央へ送り、これに粟飯原が合わせますが、シュートはゴール左にそれてしまい、先制ゴールとはなりません。

このまま、前半はお互いにスコアレス。0-0で終了しました。

ハーフタイムでのメンバーチェンジはありません。

後半に入ると、清水が攻撃のギアを上げ、熊本ゴールに迫ります。

再三、サイドからの崩しをみせて決定機をつくりますが、熊本のGK田代の好セーブに防がれ、清水もなかなかゴールを奪うことが出来ません。

逆に後半30分には、熊本の島村がゴール正面からフリーでシュートを放ちますが、これもゴール左にそれて、枠をとらえることが出来ません。

お互いにゴールに迫りつつも得点を奪えないという「一進一退の攻防」が続いていた後半37分、ついに均衡を破るゴールを奪ったのは清水でした。

まずは、左サイドを崩し、クロスを供給。シュートを放ちますが、これは、熊本のGK田代が弾きます。ただ、このボールを拾ったのは清水でした。今度は、右サイドからアーリークロスを送り、ヘディングシュート。再び、GK田代が防ぎますが、キャッチすることは出来ず、このボールを拾った清水が、最後はカルリーニョ・ジュニオの冷静なシュートでゴールを奪いました。

その後、熊本も反撃を試みますが、ついに清水からゴールを奪うことは出来ずに終了のホイッスル。0-1の悔しい惜敗となりました。

私は「プレビュー」で、「熊本が勝利するためのポイント」として、「粘り強い守備」、「無失点」、「シュート精度」の3つをあげていました。

試合のほとんどの時間帯で「粘り強い守備」が出来ていたのですが、失点シーンでは、その粘りがあと一歩及ばす「無失点」を達成することが出来ませんでした。

また、シュート数では熊本21ー16清水と上回りながら、枠内シュート数では熊本5-6清水だったことから、「シュート精度」の課題はクリアできず…ということになります。

とは言え、J2で得点数、シュート数ともに1位というデータを誇る清水を相手に、内容的には上回る試合ができた選手たちには、胸を張って次の試合に向かって欲しいと思っています!

この試合の振返りは、YouTubeでもお話ししていますので、こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。