どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「『政治に関心高まった』
高校生 熊本市の課題議論」(1月21日発行・熊本日日新聞13面より引用)
1月21日発行の熊本日日新聞13面に掲載された見出しです。
記事は次のように続きます。
「熊本市議会は20日、市内の高校生が議会活動を経験する『高校生議会』を初めて開いた。7校から21人が参加し、市議会棟の本会議場や委員会室で実際の議事運営に倣って市政の課題について議論した。(後略)」(同紙より引用)
この「高校生議会」に千原台高校からも2人の生徒が参加しましたので、今日はこの話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
今回の「高校生議会」に参加したメンバーは、市内各高校の生徒会役員らでつくる「熊本魅力推進生徒会(以下KMSS:ケミス)」で日頃活動している生徒たちです。
「KMSS」については、以前のブログでもお話ししましたが、もう一度簡単に説明しますね。
「高校生が主体となって街づくりに関わる」ということで、はじめは千原台高校と必由館高校の熊本市立である2高校で活動を始めたのですが、両校の生徒たちから、
「熊本市にある他の高校の生徒会役員の声も聴いてみたい!」
という要望があがり、熊本市内にある県立、私立のすべての学校の生徒会に呼びかけて活動を始めました。
ちなみに、最初の「呼びかけ」の際には、私から熊本市内のすべての高校・特別支援学校の校長宛に「案内メール」を送ったということもあり、私自身、とてもこの組織の活動に強い関心を持っています。
その後、「KMSS」で話し合った結果を「熊本市長への提言」として、代表者が熊本市長へ直接手渡すという活動をしました。
このことにより、熊本市役所の皆さんから「うちの課では、このようなことが出来そうです。」という提案をいただくようになりました。
今回の「高校生議会」もその一つです。
当日は、9時30分より本会議場にて「本会議」が行われ、「高校生議長」から参加者の所属する委員会が発表されました。
千原台高校から参加した2名は「教育市民委員会」に属することになりました。
ちなみに、日頃の「熊本市議会・教育市民委員会」には、私も熊本市教育員会事務局の一員として出席していて、私にとっては一番なじみのある委員会です。
続いて10時30分からは、教育市民委員会室にて「教育市民委員会」が開催されました。
テーマは、「高校生による国際交流をどう進めていくか?」というものでした。
千原台高校の生徒が委員長役を務める中で、各委員役になっている高校生たちから次々に意見が述べられていきます。
活発な議論ののちに「教育市民委員会」は無事に終了。
14時30分からは、再び本会議場で「各委員会報告」が行われ、「高校生議会」は「閉会」となりました。
これからの熊本市の高校生たちの益々の活躍が楽しみです!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。