どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【ロアッソ】今シーズンは、楽しみが増えますよ! ルヴァン杯の組合せ決定!
です。
今シーズンから、J2,J3の全チームが出場することになったルヴァン杯の話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
ルヴァン杯というのは、Jリーグチームが出場して優勝を争うカップ戦で「Jリーグカップ」のことです。
日本のサッカー界では、全国のプロチームが所属するJ1,J2,、J3などの各カテゴリーによるリーグ戦。アマチュアのチームも参加できる天皇杯。そして、Jリーグチームで優勝を争うルヴァン杯。この3つが「三大タイトル」となっています。
Jリーグカップは、第1回大会から(株)ヤマザキビスケット(旧・ヤマザキナビスコ)がスポンサーとなっていて、当初は「ナビスコ杯」と呼ばれていました。2016年の大会から「ルヴァン杯」と呼ばれるようになっています。
開催形式は、たびたび変更されており、2002年~2017年の大会までは、J1リーグに所属するチームのみが出場し、優勝を争っていました。
1999年~2001年は「J1,J2リーグの全チームで争う」という時代もありましたが、その頃はロアッソ熊本はまだJ2に昇格していなかったので、出場はしていません。
このルヴァン杯の参加資格が今シーズン変更となり「J1,J2,,、J3に所属する全てのクラブが出場する」ということになったのです。
レギュレーションは少し変則的です。
まずは、57チームを10グループに分けてのトーナメント戦が行われます。
そこを勝ち上がった10チームが「ホーム&アウエー」2試合制でプレーオフを行い、プレーオフの勝者5チームとACL出場の3チーム(横浜FM、川崎F、甲府)の計8チームによる決勝トーナメントを行い、王者を決めます。
私は、今回の「レギュレーション変更」は、とても有意義だと思っています。
その理由は、二つありあます。
一つ目は、ルヴァン杯で「多くのトーナメント戦が組まれた」という点です。
なぜ、トーナメント戦に利点があるのか?
それは、引き分けに終わった時のPK戦が経験できるということです。
これまで、W杯に出場した日本代表はPK戦に2度臨み、2度とも敗戦しています。将来、日本代表になる選手たちが、真剣勝負のPK戦をなるべく多く経験しておくことは、今や「必要事項」となっています。
二つ目は、「J1~J3のすべてのチームに出場権が与えられた」という点です。
今では、J2リーグから直で欧州リーグに移籍して、そのまま日本代表に選出されるような選手も出てきています。(現日本代表の伊藤洋輝選手など)
つまり、J1リーグを経験せずに日本代表になる選手が出る可能性も十分あるということで、J3リーグ、J2リーグの選手にもルヴァン杯の経験をさせることは大変有意義です。
もちろん、今年のルヴァン杯には、われらがロアッソ熊本も出場します。
その組み合わせが決まり、初戦の相手は、J3福島ユナイテッド。勝てば、J1のサガン鳥栖、さらに勝ち上がれば、J1のFC東京との対戦が予想されます。
くしくも、鳥栖、FC東京は、昨シーズンの天皇杯で熊本が倒したチームです。
今シーズンのルヴァン杯でも「ジャイアントキリング」を期待しましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。