どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【ロアッソ】貪欲に勝利を! 山形戦プレビュー
です。
5月26日㈰に行われるJ2リーグ第17節・ロアッソ熊本対モンテディオ山形戦のプレビュー(予想)です。よろしくお付き合いください。
前節の徳島戦で8試合ぶりの勝利を飾り、何とか「長いトンネル」を抜けた感じのロアッソ熊本ではありますが、それでも現在の順位は17位(20チーム中)。ここまでにあげた勝ち点は「17」と苦しい状況であることは変わりません。
プレーオフ圏内である6位の岡山の勝ち点が「27」ですので、勝ち点差は「10」。プロ野球風に言うと「3.5ゲーム差」ということになります。
リーグ戦の折り返し地点となる第19節まで残り3試合ですので、この3銭を全勝すればプレーオフ圏内が射程距離に入る「トップ10」まで順位を上げることが出来そうです。
今シーズンの目標である「J1昇格」を現実的な目標として持ち続けるためには、折り返しまでに何とか「トップ10」までは巻き返しておきたいところです。
ですから、第17節・山形戦、第18節・栃木戦、第19節・秋田戦は、「今シーズンを左右する三番勝負」になると私は考えています。
その「一番目の大勝負」となる山形戦のポイントをお話ししていきます。
あなたは、「モンテディオ山形」と言えば、何が頭に浮かびますか?
まずは、ロアッソ熊本のサポーターであれば、坂本選手と杉山選手の名前が浮かぶことだと思います。二人は、かつて熊本に所属し、チームのJ2昇格に大きく貢献した選手です。
坂本が熊本→横浜FC、杉山が熊本→ガンバ大坂という「J1昇格」を果たすわけですが、今シーズンから二人そろって山形に所属しています。
杉山はここ数試合出場していないのですが、坂本は先発か途中出場で必ず出てきており、熊本戦でも必ずピッチに立つと思われます。
山形のチームとしての特徴は「ボールを保持し、ゲームの主導権を握るサッカー」を志向しているチームです。
過去2シーズン連続で「プレーオフ圏内」を確保している「力のあるチーム」であり、シーズン前の順位予想では、私も「プレーオフ圏内に入る」と予想していました。
ただ、ここ数試合は結果が出ておらず、直近5試合は「1分け4敗」と勝利できていません。
前節の秋田戦で0-2と敗れたあとにインタビューに応えた渡邊監督は、
「この状況にクラブがどのような判断をするのかはわからないが、私が監督である間は、アバウトなパスを蹴り込むようなサッカーをするつもりはない。」
と語っており、熊本戦は「監督の進退をかけた一戦」となる可能性もあると思われます。
では、このような試合で熊本が勝利するためのポイントは…、
次の3つです。
① 勝利への貪欲さ(心)
② ハイプレスでボールを奪う(技)
③ 高さに負けない(体)
今回も「心技体」で考えました。
この中で最も大事だと考えるのが「① 勝利への貪欲さ(心)」です。
ここで、過去の反省として思い出しておきたいのが、0-2で負けた水戸戦です。「監督の解任」直後の一戦となった水戸イレブンの気迫と強風に押され、なすすべなく負けてしまいました。
ここまで結果の出ていない山形の選手たちは、「監督の進退がかかるかもしれないこの試合こそ!」という覚悟で試合に臨んでくるはずです。
この相手の「強い思い」を上回る「勝利への貪欲さ」を持って、この一戦に臨むことが「勝利のための必須条件」となります。
②、③については、今日(5月24日)の午後6時に公開するYouTubeでお話ししますので、そちらをご覧ください!
我々サポーターも選手、スタッフと一体となり、山形戦の勝利をつかみましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。