どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【ロアッソ】山形戦プレビュー 崩しのプレーで2連勝を!
です。
前節の水戸戦では、「今シーズンのベストパフォーマンス」と言える良い内容で3-0の完勝を飾ったロアッソ熊本。
今節は、モンテディオ山形とホームでの対戦です。この試合に勝利し、2連勝とするためのポイントをお話しします。よろしくお付き合いください。
まずは、熊本の先発予想メンバーです。
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、藤田、平川
FW 島村、竹本、松岡
の11人を予想します。
GKには、出場停止明けの田代が復帰すると予想しています。
前節で2ゴールを決めて、今季9得点、チームのエースストライカーとして大活躍していた石川が、前十字靭帯断裂で全治8か月という負傷をしてしまい、今季のプレーが絶望的となってしまいました。まずは、しっかりとケガを治して、再び、ロアッソ熊本のユニフォームを着てくれる日を待ちたいと思います。
そこで、最大の注目は「センターFWに誰を先発起用するか」ということになるのですが、私は竹本を起用し、いわゆる「ゼロトップ」の戦術でスタートすると予想します。
そして、竹本がやっていた左MFには、藤田の先発起用を予想しています。
センターFWに道脇、竹本をそのまま左MFという案や左MFに田辺の先発起用も考えましたが、道脇や田辺はベンチに起き、流れを変える「ジョーカー」として温存する策をとると考えています。
対する山形は、4-2-3-1の布陣。注目選手は、藤田、南の2人のボランチです。この2人が、ゲームがつくります。
次に、「山形の特徴」です。
一言で言うと「ボール保持からの攻撃を目指しているチーム」です。これまでのほとんどの試合で「ボール保持率」で相手チームを上回っています。
ただ、大分戦では、相手を「ボール保持率」で上回れない中で、5-0という大勝を収めており、「しっかりと守備をしながら、縦への速い攻撃」も出来るチームと言えます。
今節は、ラジオ解説の仕事が入っており、解説の資料としてディレクターが「Jスタッツ」という「チーム・個人データ」を送ってくれたのですが、「得点数」「アシスト数」「シュート数」「パス数」などの様々なデータの中で、山形が1位になっているデータがありました。
何だと思いますか?
それは、「スルーパス数」です。そして、その「スルーパス」を常に狙っているのが、ボランチの2人というわけです。
ちなみに、「パス数」の「チーム別1位」は熊本で、「個人別」では、1位が黒木、2位が江崎、5位が上村、7位が竹本とJ2のすべての選手の「ベスト10」の中に4人の熊本の選手が入っています。この辺にも、熊本の「チームの特徴」が現れていますね。
最後に「熊本が勝利するためのポイント」を3つ挙げます。
① 崩しのプレー
② シュート精度
③ セットプレー
①は、前節の水戸戦でとてもよく出来ていた点。
②は、課題となった点です。
③は、山形にあって熊本にない「高さ」を警戒して挙げました。ただ、熊本には「高さ」はなくても、「デザインしたセットプレー」がありますので、これでゴールを奪えれば、ぐっと有利に試合を進められます。
前述した通り、今日はラジオ解説の仕事でスタジアムに行きます。
一緒に、ロアッソ熊本を応援しましょう!
この試合の「プレビュー」については、YouTubeでもお話ししているので、こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。