どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
ロアッソサポーターの皆さん、おめでとうございます!
雨中の栃木戦、前半の1点ビハインドを後半の猛攻で跳ね返して3ゴール。ロアッソ熊本が栃木SCとのアウェイゲームで見事な逆転勝利を飾りました!
今日は、この一戦を振返ります。よろしくお付き合いください。
熊本の先発は、
GK 佐藤優也
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、三島、豊田、岩下
トップ下 石川、藤井
FW 大崎
前節からの変更は、上村→三島、伊東→石川の2人です。
対する栃木は、3-4-2-1の布陣。熊本と同じフォーメーションで、この試合も「ミラーゲーム(対称なフォーメーションで相手と鏡写しのように対峙して戦う試合)」となりました。
注目選手にあげていた矢野貴章はベンチ外でしたが、南野はトップ下で先発していました。
雨が降りしきる中での試合ではありましたが、グラウンドコンデションはそこまで悪くはなく、熊本がいつも通りにボールを保持する形での前半でした。
14分に大崎のヘディングシュート、24分、26分には石川が立て続けにシュートを放つなど熊本のペースで試合を進めていたのですが…、
前半36分、右からのクロスを身長186㎝の長身FW宮崎に頭で決められて、先制ゴールを奪われます。
前半は、このまま0-1の1点ビハインドで終了。
試合後に江崎が、
「前半に先制されたが、ハーフタイムは悲観せずに前向きな声を掛け合った。」(6月3日発行・熊本日日新聞8面より引用)
と語っていましたが、そのことが功を奏する後半の戦いとなりました。
口火を切ったのは、後半の2分のプレーでした。コーナーキックの流れから最後は三島が冷静にシュートを放ち、これが栃木のゴールマウスに吸い込まれました。
続く後半10分には、藤井→石川→豊田の連携で左サイドをきれいに崩し、最後は中央に駆け上がった大本が見事なシュートを放ち逆転弾。
さらに、後半34分には途中出場の阿部が藤井のドリブルからのパスを左足シュートで仕留めて、3点目を奪います。
前がかりに攻めて来る栃木の攻撃を最後まで集中して防ぎ切り、試合はこのまま終了。
3-1でしっかりと「勝ち切る試合」をしてくれました。
私は、プレビューでこの試合のポイントを、
① 勝利への執念
② プレスをはがす
③ 好機を数多く創出
としていました。
1点のビハインドを跳ね返しての勝利ということで、①は満点です。
②についても、立ち上がりから厳しいプレスをかけてきた栃木の守備に対してしっかりとボール保持が出来ていて良かったと思います。
③については、シュート数15本ということで、まずは及第点の内容でした。
この勝利で「勝ち点3」を積み上げて、熊本の勝ち点は「20」となり、順位も「16位」と一つ上がりました。
ただ、今年の熊本の目標は「J1昇格」。
次節は、ちょうどリーグ戦の「折り返し」となる19節です。この試合に勝って、まずは「トップ10」が見えるところまで順位を上げておくことが大切です。
次節の秋田戦もアウェイゲームではありますが、サポーターも心を一つにして戦い、「勝ち点3」を積み上げましょう!
今日(6月3日)の午後6時にYouTubeでもこの試合の振返りを公開します。こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。