YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】プレスをはがして好機をつくれ! 栃木戦プレビュー

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

ロアッソ】プレスをはがして好機をつくれ! 栃木戦プレビュー

です。

6月2日㈰に行われるJ2リーグ第18節、栃木SCロアッソ熊本戦のプレビューをお話しします。よろしくお付き合いください。

ロアッソ熊本の順位は、現在17位。勝ち点は「17」です。対する栃木SCの順位は19位。勝ち点は「13」。

熊本が「降格圏争い」から脱出するためには、勝利が必要となる一戦です。

いつもならば、熊本の予想メンバーから話をするのですが、今日は栃木SCの「現状」からお話しします。

栃木SCの順位と勝ち点は先ほど話した通りなのですが、「ここ11試合勝ちなし」というチーム状況であり、他の下位のクラブと同様に「監督交代」が行われています。

(ちなみに15位~20位までの6チーム中5チームがすでに「監督交代」を行っていて、この6チーム中「監督続投」は熊本のみです。)

新監督に就任したのは、小林伸二氏。小林氏は、長崎県生まれの63歳。出身高校は、島原商業高校で、高校時代の監督さんは高校サッカー界の名将、故小嶺忠敏監督です。

大学は小嶺監督の母校である大阪商業大学に進み、その後、実業団のマツダSC(現サンフレッチェ広島)でFWとして活躍されました。

現役引退後は、マツダSCのコーチを皮切りに指導者の道を歩み、Jリーグの監督としては、大分トリニータモンテディオ山形徳島ヴォルティス清水エスパルスをJ1昇格に導き「昇格請負人」と言われた「名将」です。

昨シーズンまでは、北九州で「監督券チームダイレクター」を務めており、北九時代ににもチームをJ3からJ2に昇格させています。

そんな小林監督の指導の特徴は何と言っても「熱い指導」です。

今シーズン数多くの失点を重ね、J2リーグワーストの得失点差「ー21」という栃木に最初に「熱い指導」をしている部分は、

「1stディフェンスの守備を厳しくし、2ndディフェンダーがボールを奪いに行く。」

という「守備の基本」です。

小林監督就任後の2試合をみてみると、かなりこの部分の改善がみられています。特に前節の愛媛戦では、この部分が機能していて愛媛の攻撃を無失点に抑えました。(試合結果は0-0)

栃木の注目選手は、1トップに入るFW矢野貴章と2シャドーの一角に入る南野遥海です。矢野は、元日本代表で40歳のベテラン選手であり、プレースタイルは、熊本を最後に引退した巻誠一郎選手に似ています。南野は、G大阪育成組織出身の20歳。テクニックがあり、すでに5ゴールを記録しています。

では、このような栃木に熊本が勝利するためのポイントは…、

① 勝利への執念

② プレスをはがす!

③ 好機(チャンス)を数多く創出!

の3つです。現在「11戦勝ちなし」、「監督交代」を経験した栃木の選手たちは、「この試合こそは必ず勝利する!」という強い決意でこの試合に臨むはずです。

「試合に勝つ!」という執念の部分で、相手を上回ることがまずは「勝利への第一条件」となります。

②は、相手が強化している「1stディフェンスの守備を厳しくし、2ndディフェンダーがボールを奪いに行く」という守備を、熊本が得意とするパスワークでいかにはがせるかということです。

これが出来れば、③の「数多く好機(チャンス)を創出!」につながります。

サポーターにとっても苦しい状況が続いていますが、選手・スタッフと心を一つにし、栃木戦に臨みましょう!

この試合のプレビューについては、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。