どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
前節の大宮戦で、リーグ戦では14試合ぶりとなる「勝ち点3」をつかみ、ようやく長い長いトンネルを抜けた我らがロアッソ熊本。この勢いを落とすことなく今節も連勝し、ホームのサポーターに久しぶりの「カモンロッソ」を披露したいところです。
ということで、今日は9月24日㈰に熊本市のえがお健康スタジアムで行われるJ2リーグ第36節ロアッソ熊本対栃木SC戦の「プレビュー(展望)」をお話しします。よろしくお付き合いください。
まずは、「予想先発メンバー」です。
熊本は、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、竹本、伊東
FW 島村、粟飯原、松岡
前節と全く同じ顔触れになると予想しています。
対する栃木は、3-4-2-1の布陣で臨んでくると思われます。注目選手は、DF福島とFWイスマイラ。福島は熊本県出身。松橋中‐大津中を経てプロの道に進みました。中学3年生の時に国体少年の部に熊本県代表として出場するほど、育成年代から注目を浴びていた選手です。
イスマイラは、ナイジェリア出身の長身FW。この夏に栃木に移籍して以来、攻撃の中心としてゴールを量産しています。
2人ともJ3福島に在籍していた頃に、現在の栃木の監督である時崎さんのもとでプレーしており、「時崎戦術」を熟知している点も彼らの強みです。
次に「栃木SC]の特徴です。
基本布陣は、3-4-2-1ですが、守備時には「5バック」になることも多く、一言で言うと「堅守」をベースにするチームです。
イスマイラが加入してからは、DFラインで奪ったボールをロングパスでワントップのイスマイラにつなぐプレーから攻撃が始まる場面が増えています。
また、身長188cmのイスマイラ以外にも、MF宮崎が184cm、DF平松が182㎝、前節では途中出場だった矢野、高萩(いずれも元日本代表)、レアンドロペレイラも身長183㎝~190㎝と長身の選手たちがそろっています。
ということで、「栃木SCに勝利するためのポイント」として次の3つをあげます。
① イスマイラへのコースを切る
以前、甲府戦の「プレビュー」で「ウタカへのコースを切る」というポイントを挙げたことがありました。
今のイスマイラは、甲府のピーター・ウタカに匹敵するくらいの「存在感」を示しています。
イスマイラにいかに自由にプレーさせないかは、この試合を左右する大きなポイントになると考えます。
② リスタート
「特徴」でも話した通り、栃木には身長180㎝以上の長身選手が数多くいますし、「ロングスロー」も使ってきます。
コーナーキックやスローイングを長身選手に合わせるプレーからの失点をしないこと。
逆に、熊本が前節同様に「コーナーキックの流れからの得点」を奪えれば、勝利の確率はぐっと高まります。
③ シュートの意識
これは、前節も挙げていたポイントです。
「ゴールが見えたらシュートを打つ!」
という意識で、ミドルシュートも含めてどんどんゴールに迫ることで、得点の可能性を高めることが重要です。
私も「ラジオ解説者」として、「参戦」します。
ともに、熊本の勝利のために戦いましょう!
この試合の「プレビュー」は、YouTubeでも公開しています。こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。