どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
大型連休が昨日で終わり、今日(5月8日)から「お仕事再開!」とう方も多いかと思います。
そんな中で、千原台高校は5月13日㈯に「PTA総会」を開催するために、今日はその「代休」ということで、今日までお休みです。
というわけで、いつもの平日より遅い時間帯の「ブログ更新」となりました。ご容赦ください。
今日のタイトルは、
です。
よろしくお付き合いください。
最後に、プレビューでお話しした「3つのポイント」についての評価をお話しします。
まずは、熊本の先発メンバーです。
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 藤田、上村、竹本、平川
FW 島村、石川、松岡
前節と同じ顔触れです。
対する甲府の布陣は、4-2-3-1。1トップに位置とるピーター・ウタカのプレーは要注意です。
試合は、立ち上がりから熊本のペースで進みます。
大雨で、芝生に水がたまるようなピッチコンデションだったことから、立ち上がりこそ「ロングボール」を多用していた熊本でしたが、次第に「短いパスをつなぎ続ける」という熊本らしい「テンポ」でボールを保持するようになり、試合の主導権を握りました。
そんな前半35分、熊本が見事な先制ゴールを奪います。
右サイドを島村と平川のコンビネーションで崩し、最後は、中央に位置取っていたFW石川が右足を振り抜き、鋭いシュートが甲府のゴールに突き刺さりました。
このまま、1-1で前半終了。
厳しい守備も出来ていて、「ほぼ完璧」と言える内容の前半でした。
ハーフタイムにカードを切ったのは、甲府でした。2枚替えで後半の試合に臨みます。
前半に比べると、甲府にボールを握られる時間帯が増えてきました。しかし、要所の「厳しい守備」で決定機を作らせません。
後半14分に、甲府がさらに2枚の交代カードを切ると、同時に熊本も藤田、島村→大本、粟飯原という2枚替え。前節同様に右サイドの前線にフレッシュな選手を投じました。
このまま熊本がペースを握り続けるかと思ったのですが…
後半40分に「落とし穴」が待っていました。途中出場の粟飯原が「アフタータックル」という判定で、2枚目のイエローカードを提示され、退場処分となってしまいます。
10人になった熊本でしたが、全員が集中して「厳しい守備」を続けていると…
後半43分、相手のパスをインタセプトして、松岡からボールは石川に渡ります。ペナルティーエリアに進入した石川は、迷わずシュートを選択。ボールは甲府のゴールに吸い込まれ、貴重な、貴重な追加点を奪いました!
熊本は、最後まで「厳しい守備」を継続し、そのまま試合終了。2-0で熊本が見事に2連勝を飾りました。
プレビューで私があげていたポイントは次の3つでした。
① ウタカへのパスコースを切るべし
② サイドの攻防
③ 無失点!
①については、ウタカに数本のシュートを打たれはしたものの、ウタカを起点としての「崩し」を許す場面はほとんどなくて、ほぼ満点でした。
②については、熊本の1点目は、右サイドの崩しから産まれており、これも合格点。
そして、2試合連続の「無失点!」を達成してくれて、大満足の勝利と言えます。
特に無失点に貢献したのは、黒木選手をはじめとした選手たちの「読み」を活かした積極的な守備でした。黒木選手については、ウタカにヘディングで競り勝ったり、スライディングタックルで奪ったボールをそのまま味方につなげたりと、素晴らしい守備を随所にみせてくれていました。
次節の相手は、現在2位の大分です。アウェイゲームとなりますが、この「九州ダービー」を制し、さらに上位への足ががかりとしていきましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。