どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日(5月7日)行われるJ2リーグ第14節、ロアッソ熊本対ヴァンフォーレ甲府戦のプレレビュー(展望)です。よろしくお付き合いください。
今シーズンの熊本は、「7試合を1クールとして、1クールごとに勝ち点13」という目標を設定しています。この試合が、熊本にとっては第2クールの最後の試合となりますが、ここまでの6試合で獲得した勝ち点が「9」ですので、この試合で勝利して勝ち点「3」を加えると、第2クールでの勝ち点が「12」となり、目標にかなり近づけることになります。(ちなみに、第1クールでの勝ち点は「8」でした。)
対する甲府は、現在、勝ち点23で5位と好調です。前節もいわきに1-0で勝利しており、このまま勝ち続けて、さらに順位を上げていきたいところでしょう。
お互いに「負けられない戦い」となる一戦です。
プレビューでは、いつものように3つのコンテンツをお話しします。
① 予想メンバー
② 相手チーム(甲府)の特徴
③ この試合に熊本が勝利するためのポイント
の3つです。
① 予想メンバー
熊本の予想メンバーは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 藤田、上村、竹本、平川
FW 島村、石川、松岡
前節で勝利したことからも、前節と同じ顔触れを予想します。
対する甲府は、4-2-3-1の布陣です。先発メンバーは、こちらも前節と同じメンバーで臨んでくると予想しています。
甲府の注目選手は、何と言っても1トップに入るピーター・ウタカです。昨シーズンはJ1の京都に所属し、抜群の存在感をみせていました。彼については、②で詳しく触れます。
あと一人、トップ下に入る三平にも注目です。本来のポジションはFWで、高さもあり得点力を備えています。
② 相手(甲府)の特徴
どちらかというと「ボールを保持するチーム」で、ここ5試合の「ボール保持率」は6割から5割というところです。
そんな中で、攻撃の中心は何と言ってもピーター・ウタカ。彼にボールが渡ることによって、攻撃のリズムが出てきます。
③ 熊本が勝利するためのポイント
ポイントを3つあげます。
一つ目は、「ウタカへのパスコースを切る」です。
ウタカへの「楔(くさび)のパス」を出させないように、上村、藤田、竹本のMF陣がいかにパスコースを切れるか。
また、サイドからのクロスもウタカに合わせて来ることが多いので、「簡単にクロスを上げさせない」ことも大事になってきます。
二つ目は、「サイドの攻防」です。
甲府の「サイド攻撃」を許さず、逆に熊本がサイドからのクロスを多く供給できれば、得点のチャンスがぐっと広がります。
三つ目は、「無失点!」です。
甲府は、ここ5試合で3勝2敗という成績なのですが、その3勝は、いずれも「1-0での勝利」です。ですから、1点を奪われてしまうと「甲府の勝ちパターンに持ち込まれる」という心理的なマイナスも働きがちです。
ここは、2試合連続の「無失点」を達成し、2連勝してほしいところです。
私もスタジアムのスタンドから応援します。一緒に熊本の勝利を後押ししましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。