どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【ロアッソ】いわきの高さと強さに屈し0-6で大敗…
です。
昨日(3月17日)、ロアッソ熊本のホームゲームとして熊本市のえがお健康スタジアムで行われたロアッソ熊本対いわきFCの一戦は、ホームの熊本が0-6というスコアで大敗を喫してしまいました。
今日は、この一戦を振返ります。よろしくお付き合いください。
まずは、熊本の先発メンバーです。
GK 田代
DF 阿部、江崎、大西
MF 伊東、上村、豊田、岩下
FW べ・ジョンミン、石川、古長谷
ルヴァン杯で「ターンオーバー」したメンバーからもとに戻し、前節の愛媛戦と同じメンバーで臨みました。
対するいわきの布陣は3-4-2-1。注目選手は、トップ下に入る谷村と西川の2人。谷村はここまでのリーグ戦で、すでに3得点を記録していて絶好調です。
試合は、立ち上がりこそ熊本がボールを支配していたのですが…。
前半9分、いわきのコーナーキックからヘディングシュートで失点すると、前半28分にも追加点を奪われ、0-2のビハインドで前半を終了します。
前半終了間際にFW石川→松岡、ハーフタイムにDF阿部→岡崎という交替カードを切った熊本でしたが、後半に入っても試合の流れを引き寄せることが出来ません。
後半5分には、いわきの厳しい守備により自陣でボールを失うと、これを注目選手にあげていたいわきのMF谷村にドリブルで運ばれ、シュートを決められてしまい3点目の失点。
さらに、後半25分には再びコーナーキックからいわきのDF照山にシュートを決められて0-4。
このあと後半26分には、前半にイエローカードをもらっていた熊本のMF岩下に2枚目のイエローカードが出され退場に。一人少ない展開となりました。
この状況を修復する前に、さらに2ゴールを追加されてスコアは0-6に。
後半38分に三島を投入してからようやくバランスがとれて修正できたように感じましたが、「時すでに遅し」。
雨の中でも応援し続けたサポーターの声援が、大きなため息に変わるホームでの大敗となってしまいました。
この一戦の敗因は何か?
一言でいうと、「いわきの高さと強さに屈した」ということになると思います。
1失点目のヘディングシュートをはじめとして、空中戦ではほとんど相手が競り勝っていましたし、熊本が得意とするパス回しもいわきの鋭い「プレスディフェンス」や前線の選手が下がってきて挟み込んでボールを奪う「プレスバック」によってほとんど機能しませんでした。
走力や筋力を鍛えることに定評のあるいわきの選手たちのプレースタイルは、パス回しを「生命線」としている熊本にとっては、戦いにくいスタイルではあったのですが…。
その「負の部分」がすべて出てしまった結果になりました。
ショッキングな敗戦とはなりましたが、この悔しさを晴らすためには「熊本のサッカー」にさらに磨きをかけて、後半戦での対戦でリベンジするしかありません。
現実としては、中2日でアウエーでの仙台戦が待っています。
仙台にはこれまで勝利したことがなく、相性がよい相手とは言えませんが、逆に言うとその仙台をアウエーで破ることが出来れば、この試合のショックを払拭できます。
こんなときこそがチーム、サポーター一丸となって、仙台戦への「勝ち点3」に向かいましょう!
今日の午後6時にYouTubeも公開する予定です。そちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。